第589話 人生を見切るのはまだ早い

文字数 374文字

 日々がまるで決まったかのように進んでいく。これでいいのだろうと思う。こんなことでは人生を無駄に過ごしてしまうのではとの別の声も聞えてくる。それらを左右しているのは、実に自分自身なのだ。自分が思い描いたとおりか分からぬが、ある意味自分が決めたようにして日々は消化されていくようだ。


   久しぶりに昔懐かしい阪急岡町に行ってきた

 自分には一応の人生の事柄に拒否権を与えられている。嫌なら断るということも出来る。自分の流れの中で、人生の中の大きな波風も何とか乗り越えてきたという自負もある。誰もが言う後悔だけは残さないように人生を送るというのが望ましいようだ。急な天変地異や大災害、思わぬ病にも、もうこの姿勢を貫くことが肝要かとおもう。
 しかし、他国では、それを思うがままに選ぶことができない人々だって一杯いることに驚く。


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