9.。.:*♡ ごみめど
文字数 2,186文字
やがて湯が冷めた頃に、三人は湯船から上がった。
シェルは既に寝床に就いており、スクナは料理酒を飲んでいた。
リビングの椅子に座り、イシュタルは魔法でつまみの山を作る。
まるで当然のように四人は手を伸ばしながら、雑談を始めた。
10歳まで薩摩芋を常食し続けると、視力が落ちてもすぐに戻る事、歯が兎に角丈夫になることなどを話し合い、全員で納得した。
唐芋という言葉が通じる仲でよかったと、皆で心から安堵し合った。