(三)
文字数 207文字
生徒会長ににらまれた三人の女子高校生は、いずみの変身に驚いた。しかしすぐに生徒会長の方を見て、椿が「お前、まさか……、潜伏捜査官か」と呟いた。
「今ごろ気づいたの。こっちはずっと見張っていたのに」
「嘘だ! 俺たちはきちんとこの環境に適応してきたんだぞ、見破られるわけがない」
いずみは紀子と三人を交互に見ながら「ちょっと、あなたたち、何を言っているのよ」と声を上げた。
「いずみ、悪かったな。私は銀河警察だ」
(続く)
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