第四の謎 ボールという判定

文字数 340文字

 前述したストライクと関連して、どうしても避けて通れないのが

という判定だ。
 もうお分かりだろう。
 ストライクの反対は何故ボール?
 投げたり打ったりする、あの丸い球体も同じ名称なので、野球に詳しくない人が聞いたら、混乱間違いなしだ。
 それゆえ、<ボール球(だま)>などという、ちぐはぐな表現が生まれ、パニックを起こした人がいたとか、いないとか。
 そろそろ別の名称に差し替えても良い頃合いではないだろうか。

 ちなみにボール球(だま)という言い方も、よく考えたら相当変だ。
 投球(とうきゅう)、打球(だきゅう)、牽制球(けんせいきゅう)、始球式(しきゅうしき)……。
 これらすべて、球を「きゅう」と読む。
 だとすれば、ボール球(だま)も「ボールきゅう」と読む方が自然なのでは……?
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