第三の謎 三振

文字数 323文字

 ピッチャーの投げたボールが、規定内の軌道でキャッチャーが捕球した場合、ストライクの判定が出る。
 それが二回と続くと、ツーストライク。
 だが、三回目になると、何故か

と呼ばれる。
 たしかにスリーストライクとも言われるので、満塁ホームランと違い、必ずしも三振だけが使用されるわけではない。
 問題なのは、三振のみが使われることだ。
 ワンストライク、ツーストライクの時に、

とは言わない。
 どうして三振ばかりが活用されるのだろう。
 しかも三振とは、文字通り三回振るという意味であり、何故かすべて見逃しの場合においても適用される。バットを一度も

にも関わらずだ。
 見逃し三振の場合は、素直にスリーストライクと呼ぶべきではないだろうか。
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