第七の謎 変化球

文字数 512文字

 ご存じのとおり、野球には様々な変化球が存在する。野球ファンにとっては、ピッチャーとバッターとの球種の読み合いといった、互いの駆け引きこそが醍醐味らしい。
 野球オンチな私からすれば、解説が無いと、今のが変化球だったかどうかすら分からないので、駆け引き云々の前に、ピッチャーのコントロールの悪さばかりが目に付いてしまう。
 
 ストレート以外が変化球だと規定すれば、カーブ・スライダー・シュート・シンカー・フォーク・スプリット・カットボールなどが該当するだろう。
 多すぎやしないか? 
 カーブは分かる。道路やデザインなど、カーブというワードはさまざまな分野で活用されているからだ。
 だが、それ以外はさっぱりわからない。
 前述した(ショート以外の)ポジションの単純明快さとは雲泥の差といっていいだろう。
 そこで提案だが、変化球を全てカーブで統一したらどうだろうか?
 例えば、打者と関係なくキャッチャー側から見て、右カーブ・左カーブ・上カーブ・下カーブと表現すれば、誰しもが理解しやすくなるのは間違いない。
 それを発展させて、右斜め下カーブや左ちょい上カーブなどの名称も可能だ。
 我ながらナイスアイデアだと思うのだが、いかがだろうか。
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