第六の謎 バッターボックスとストライクゾーン

文字数 600文字

 バッターボックスとは、文字通り打者が立つ場所のことで、目印として四角い白線で囲まれている場合が多い。当然、ここからはみ出たらアウトになるわけだが、意外なことに、バットがボールに当たらなければ、その限りではないそうだ。
 つまりいくらバッターボックスからはみ出ようが、空振りだったら不問という事になる。
 一方、ストライクゾーンとは、ピッチャーが投げたボールがストライクであるかどうか判定するためのラインである。実際に線が引かれているわけではなく、審判がそれを目視にて判定している。
 そのため、ストライクとボールの判定を巡り、争われる場面が度々みられる。
 Wikipediaによると、ストライクゾーンとは、「打者の方の上部とユニフォームのズボンの上部との中間点に引いた水平ラインを上限齢、ひざ頭の下部のラインを下限とする本塁上の空間という。このストライクゾーンは打者が投球を打つための姿勢で決定されるべきである」とある。
 平たく言えば、バッターボックスはあくまでも打者の立つポジションであり、ストライクゾーンは、投球のストライクを判定する空間だ。

 逆ではないのか?

 打者の立つ場所は立体ではなく、地帯なのだから、バッターゾーンと呼ぶ方が正しい。バッター

もアリだ。
 逆に投球の軌道は面ではなく空間なのだから、ストライク

と言ったほうが、理にかなっているように感じるのは、私の気のせいだろうか。
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