羨望の先(2024.6.29)

文字数 307文字

他人を羨ましく思うときは
何を考えても後ろ向きになってしまう

自分を否定しているのだから
そりゃそうだ

僕が羨ましく思うアイツも
きっと 誰かを羨ましく思っているはず

だとしたら
羨ましく思われる頂点はどこにいるのだろう?

意外と
一周回って
頂点を極めると
原点に返りたくなったりするのかもしれない

何もない
金もない
そんな底辺に憧れたりするのかもしれない

だったら
今のままでいいかな

どうせ
羨ましいに
キリはないのだ

ようやく
自分を肯定できたら
何を考えても前向きになれる

良くも悪くも
僕の人生を経験できるのは
僕だけなのだ

向上心がない
と良く言われる

それもまた
個性だと
思える
自分が好きだ

個性がない
と良く言われる

それもまた
個性だと
笑える
自分が案外好きだ
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