ハロウィンナイトカフェ
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nakumoaya
さて、珈琲も飲み終わったことだし、帰るか……
お前なあ……そうやってどれだけ俺が払ってると……
ポケットの中には飴しかありませ~ん、財布ないし、どうやっても払えない(笑)
何も間違えてないからね~?って、ことで、トイレ行ってくるから
はあ……まあいいか、ってなんだこの金額!高っ…ハロウィンメニューばっか頼みやがって……
あっ、お兄さんっ♡待ってたんですよ?
お菓子くれなきゃ、悪戯しちゃうよって言いましたよね?でもお兄さんはお菓子をくれなかった……ええいっ、もう詳しくは「カウンター05」冒頭参照!
もうっ、意味わかってます?悪戯しに来たんですよっ!
なにその反応っ!!危機感ないんですか?
一方、会計を済ませたヴァンパイアの少年Aは苛立っていた。
思った以上に高くついたことと、なかなか出てこないこと両方に煮えを切らしていた。
……遅い、なにしてるんだ?まさかこんなとこで大の方とかしないだろ……見に行くか、どれだけ俺に世話を焼かせるんだあいつは
女の子に壁ドンされていたからである。
あーーーよかった!ちょっと助けてっ!
同族同性って……悪趣味だねえお前 飲んで美味いわけないでしょ?
分かった。あげるから。ちゃちゃっと倒してくれない?
わかった、頂くぞ……んっ……思った通りやっぱり、不味いな。けど、悪くない……おい、そこの男
なに?ボク、そっちのお兄さんには興味ないんだけど
今度余計なことをしてみろ、次はお前を殺してやる
やめて……ボク、争いは嫌いなんだ……ごめん、だから許して……
うん、許すよ、キミかわいいしね
はあ……お前こいつの正体最初から分かってただろう
なんのことかな~? いやー、お前のあの顔を見れたし。今日はいい日だね
……はあ、くそ野郎。もう帰るぞ
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ウエイトレス喫茶店「エブリシング」の店員。