ハロウィンナイトカフェ
前のエピソードへ「中ほどのテーブル席5」
セリフを投稿
文字数 797文字
shariotto
窓の外のパレードを見ていると、
魔女の仮装をした妹が、そんなことをいってくる
ん~と……
「私……お兄ちゃんのソレが欲しくて堪らないの……」
机に顔をぶつけた。
い、一体何処で覚えたんだそんな言葉……
「これを言えば、大抵の男の人はオネガイを聞いてくれる」
って
月菜が元気よく言ったそのタイミングで、店員さんがお菓子を運んできてくれた。
ぱくっ むぐむぐ……ごくん
そういうと、月菜の体が光り出した。
ところで、ほんとによかったのか?
これだと陽菜は月菜にまったく会えないけど……
私たちは双子だったんですから
そうつぶやいた陽菜の手には、月菜からの手紙が握られていた。
今日はハロウィン。
亡くなった人の魂が帰ってくる日。
1年に1度だけの、俺と陽菜が月菜と再会できる日。
アップロード可能なファイルは5MまでのPNG、JPEGです。
縦幅は、画像の縦横比率を保持して自動調整されます。
スマホでの表示は、大・中・小のどれを選択しても、一律で320pxに設定されます。
★いいね!
ファンレターを書く
次のエピソードへ 店奥のテーブル席2「とある男たちの話」滝口流
作品お気に入り
ウエイトレス喫茶店「エブリシング」の店員。