【滝夜叉姫と妖魔の内裏編】第3話 ついなちゃん忌わしの祠の封印を(後編の後編)
文字数 7,680文字
第3話 ついなちゃん、忌わしの祠の封印を解き、
妖魔の姫、千年の眠りより復活するの巻(後編の後編)
〈登場人物〉
役ついな(一四歳)……本名・如月ついな。方相氏(鬼退治師)。CV:門脇舞以。
前鬼(ぜんき)……ついなちゃんのお供その①(赤いぬいぐるみ)。セリフはピコピコ音。
後鬼(ごき)……ついなちゃんのお供その②(青いぬいぐるみ)。セリフは無し。
五月(一〇歳)……祠の奥の洞窟に封印されていた少女。正体は果たして……? CV:門脇舞以。
ハンザキさん……洞窟に潜む妖怪。正体はオオサンショウウオ。イラスト原案・紅音屋本舗様。
役小角奈(おづな)(一六歳)……ついなちゃんの遠い従姉。奈良・吉祥草寺のご当地萌えキャラ。
滝夜叉姫……???
※「N」=ナレーション
▶︎【鬼っ子ハンターついなちゃん】ボイスドラマ 第3話(後半)ボイスドラマ
https://fantia.jp/posts/3683
▶︎解説トークコーナー「門脇舞以と大辺璃紗季のドルルゥッのコーナー! 第3回(後半)」
https://fantia.jp/posts/3962
──────────────────────────────────────
ついなN
『鬼っ子ハンターついなちゃん』、「滝夜叉姫と妖魔の内裏編」第3話
ついなちゃん、忌わしの祠の封印を解き、
妖魔の姫、千年の眠りより復活するの巻・後編──。
──────────────────────────────────────
(SE:水滴音。ぴちょんぴちょん……)
(SE:突如静寂を破る水の音。ザバーン! ざばーん!)
【ついなちゃんを舌で絡め取ったまま、地底湖で暴れ回るハンザキさん】
(SE:ぶくぶくぶく………)
ついな
「ぷはぁっ!!! くぬぬぅ~~っ!! こ、このっ、ヘンタイ妖怪っ!
えっち、すけっち、わんたっち、カエルの幼虫っ! 放せぇ~っ!!!」
(SE:ざっばーん!)
ついなN
巨大サンショウウオ妖怪ハンザキの伸びる舌に絡め取られ、
どろりんした謎の溶解液でにゅるにゅるのウチ。
謎の少女五月から、
ハンザキの護る鍵を取ってきて欲しいと頼まれたんやけど、
いきなり絶対絶命の大ピンチやっ!!
な、何かにゅるにゅるキモくて全身から力が抜けてくし、
こんな話聞いとらんでえぇっ!?
はてさて、どーしたもんやら……!?
(SE:ざっばーん! ぶくぶくぶく………)
ついな
〝くっ……、このままでは埒があかんで……!
よっしゃこうなったら必殺技で……〟
(SE:ぶくぶくぶく)
ついな
「いっくで~! 方相閃・斬ーーっ!………って、
しもた、ディクソンも矛も持ってくるの忘れてもーたんやったっ…!」
(SE:ぐろろ~!とハンザキさんの唸るような声。
ざばーん! ぶくぶくぶく……)
ついな
「はぁっ……、はぁっ………!」
(SE:ざぶざぶざぶ。ハンザキが水中を泳ぎまわる音。
にゅるにゅるめちょめちょ音)
ついな
「はぁっ、はぁっ、はあっ………!
ううっ、きもっ! なんか全身から力が抜けてくわ~……っ!!」
(SE:ぐるる~!とハンザキさんの勝ち誇った唸るような声。
ぶくぶくぶくぶく)
ついな
「くぬっ………、こ、このカエルの幼虫めぇっ……!
武器が無いからって、方相氏のついなちゃん様をなめるな、やでっ……!!」
──────────────────────────────────────
(SE:ざぶざぶざぶ。ぶくぶくぶくぶく…………)
ついなN
〝良いか、ついな……、モノノケと戦う時は、
いつも武器を手にしておるとは限らん……。そんな時は──〟
──────────────────────────────────────
ついな
「ふっ、おじーちゃんの言う通りにするなんてシャクやけどな……。
〝精神を研ぎ澄まして……、拳に法力を集中するんや……!〟」
(SE:しゅわしゅわしゅわと気が集中していく音)
ついな
「…………はぁ~~~~っ……!!
厄難災禍悪疫即祓(はらい)、邪気病魔凶鬼即滅っ……、
方相閃・印地ぃ~!!!」
(SE:カッ! 爆発音。ぐおお~とハンザキさんの断末魔)
【ハンザキさんバラバラに!】
ついな
「ふふ……、よっしゃ……!」
(SE:ざばざばざはざば……)
【段々静かになっていく水面】
ついな
「──方相閃・印地は、
拳に法力を集めて放つ光の石つぶてで、邪気を祓う術や!
………このウチが、ディクソンと矛が無ければ、
何もできない思うたら、大間違いやでっ……!
溜めに時間がかかるのが、この技の欠点やけどな…!!」
(SE:にゅるにゅる…)
ついな
「……あ~あ、ハンザキのねばねばで、
キャミがだいぶ溶けちゃったで~。さて……」
(SE:ざばざばざば、ぎぎぃ……)
ついなN
ウチは気を取り直して、妖怪ハンザキが護っていた祠の戸を開いた。
今なら分かる。これが真の忌わしの祠なんや……。
祠の中を覗いてみると、
雲型の台座の上に手鏡サイズの御神鏡が安置されており、
その鏡の上には一枚のお札が貼ってあった。
ついな
「これがお目当ての品やな……?
その証拠に、ほれ見い、うっすら燐光を放っとる……。
よっしゃ、アイテムは首尾よくゲットできたことやし、
そうとなればこんな辛気臭いところは、とっととおさらばするで!」
(SE:かたっ。鏡を手に取る音)
ついな
「──って、でも……、そーいえば五月の奴は、
封印の『鍵』言うとったけど、この鏡でどないするんやろ?
これで牢屋を破れるん?」
五月
「いえいえ、鏡の上のお札を破ってれるだけでいいのです……」
ついな
「な~んや、そんなことか。それだけやったら、朝飯前やで♫」
(SE:ビリビリビリッ)
ついなN
ウチは封印のお札を破った。見るからに年代物のそのお札は、
どうやら強力な念が込められたもののようやったけど、
ウチの手が触れると、不思議とボロボロと朽ち落ちた。
ついな
「綺麗な鏡やなぁ……。
なんや心なし懐かしい気がするで……」
ついなN
ウチはその鏡に思わず見惚れてしもうた。
何となく、鏡に映る自分の顔が普段より優しくにこやかに、
微笑みかけてくるようやった。
その隣に映っている人物に気がつくまでは……。
五月
「うふふふ……、封印を破ってくれて恩に着ますわ……。
それは貴女にしか出来ぬことですもの……、
方相氏の血を引く貴女にしか……、ね──」
ついな
「──って…、え?! 五月!? い、いつの間に後ろに!??」
五月
「いつの間? この洞窟に入ってから…、最初からずぅっとでしてよ─。
わた──妾(わらわ)は…、謂わばそなたの『影』なのぢゃから……!」
ついな
「妾…!? 五月、アンタ──いったい………?」
五月
「ふふふ…。妾の名前は五月……。そしてまたの名は〝如月(きさらぎ)〟──…」
ついな
「〝如月〟…やて……っ!?」
五月
「そう……如月……。そなたの本当の名前と同じ──」
ついな
「な、何でウチの本当の名字を……!?」
五月
「ふふっ……、そなたのことは子供の頃からよぉ知っておるからの──」
ついな
「何やて…!?」
五月
「そう、そなたのことは何から何まで知っておる。
何しろ70年前、妾を封印した憎き方相氏の孫娘なのぢゃからの…」
ついな
「…なっ、70年前? どっ、どういうことや!?」
五月
「うっふふふふ……。けれど、今は妾が復讐を果たす番。
妾の自由を奪った者の力を、逆に奪い返してやるのぢゃ……」
ついな
「五月……、何を言うとるん…!?」
五月
「分からんのか? この洞窟に──、
いや入らずの森に近づき始めたその瞬間から、
そなたの力がどんどん失われていた事に──」
ついな
「そういえば、心なしかいつもよりドゥルルの量が減っとるような…!?」
五月
「そうであろ、そうであろ──。これぞ妾が70年かけて織り上げた秘術、鬼船(きふね)流・冥界逆方相の術ぢゃ……!」
ついな
「何やっ……それ!? …はぁ…はぁっ……」
五月
「ふっ…、そちも方相氏の端くれなら知っておろう?
太古、方相氏は死者の列を先導し、墳墓の室に入りては、
鬼や魑魅魍魎を祓う役を担っていたことを………。
方相氏の力が最大限に発揮されるのは、まさにその時。
そして、この洞窟……忌わしの祠は、いわば妾の墓。
鬼船流・冥界逆方相の術は、方相氏の力を逆回転(リバース)して、
妾と方相氏…即ちそなたの立場を逆転させる逆さ落としの術なのぢや」
ついな
「…はぁ…はぁっ……、そ、それは、ど、どういうこっちゃ……?」
五月
「──ふふ……。因果はめぐる糸車、時を遡ること今より70年前の事…、
我が父・将門の復活に呼応し、妾は千年ぶりに蘇らんとしていた……。
そなたの祖父・如月宝庵は、その妾の魂をこの祠に封印したのぢゃ──」
ついな
「…我が父将門──!?」
五月
「天地(あめつち)を揺るがす戦いの後、そなたの祖父・如月宝庵は、
方相氏を除いては破るあたわぬ結界に、この妾の荒御魂を封じ込めた。
妾は最後の妖力を用いて、
宝庵に一矢報い、そして静かに70余年の時を待った……。
宝庵の次の……、愚かな愚かな方相氏が姿を現わすのを、
この魂の牢獄で、じっとじっと待っておったのぢゃ……」
ついな
「それがウチ……? 五月、アンタ一体何者や……!?」
滝夜叉姫
「ふふ、頭のめぐりが悪いのう……。我が名は滝夜叉。
千年前、東国(あづまのくに)に覇を唱えし新皇・平将門が三女、滝夜叉姫ぢゃ。
妾の目的はそなたの力。
そなたの力を奪って、この牢獄から脱出するのが妾が望み…」
ついな
「…ウ、ウチの力を……!? …はぁ…はぁっ……」
滝夜叉姫
「ふふふ、力だけではないぞ、妾はそなたの何もかもを奪ってやる。
鬼船流・冥界逆方相の術は、方相氏の逆の力。
天地の理をひっくり返す、逆しまの術ぢゃ。
方相氏の全てを奪い暗闇の中に繫ぎとめ、方相氏を埋葬する暗黒の術。
鬼の力を封じられた妾によって、鬼を祓う方相氏が封じられるとは…、
こんな愉快なことはないのう……、くくっ、くくくく……っ──」
ついな
「くぬぬっ! そ、そんな思い通りにはいかせんで……!!」
(SE:ばっ! 臨戦態勢を取る音)
滝夜叉姫
「無駄ぢゃ! やれっ、ハンザキ!」
(SE:ぱちん! 滝夜叉姫が指を鳴らす音。ざばざばーっ! ぐるるー!!!)
ついな
「……えっ…、さっきやっつけたハズなのに…!?」
(SE:がしっ! ハンザキがついなちゃんを羽交い締めにする音)
ついなN
ウチは水中から突如現れたハンザキに、
後ろから羽交い締めにされてもーた。そんなっ、おかしいやろ…!?
滝夜叉姫
「愚かな…。ハンザキの妖力は、名前の通り身体を半分に裂かれても、
なお生きているその生命力にあるということも知らぬとはの……。
ついなとやら、そなたは方相氏として、宝庵の足元にも及ばぬ。
妾の現世復活の糧になれること、光栄に思うが良いぞ──」
ついな
「くっ…、このぉっっ……はぁっ……はぁっ……はぁっ……!!」
滝夜叉姫
「どうした、息が上がっておるぞ──?
くくく…、さすがにもう分かっておろう?
すでにそなたは全てを失っておるのぢゃ。霊力だけでわない。
まずは方相氏の装束、武器、それに大事な大事な方相面。
その次は、小煩い従者の式神ども。自慢の霊力も何もかも、
そなたの力は剥ぎ取られた。最初から、全て妾の計略の内…」
ついな
「なんやてっ…!?」
滝夜叉姫
「入らずの森には霊力を封じ込める特殊な磁場があるのぢゃ……。
だからこそ妾の封印の地に選ばれたのであり、同時に、
そなたの力を弱める冥界逆方相の術にもうってつけの土地──。
そなたが森に入って以来、何も感じなかったのはそのせい。
また、妾がハンザキを使役しているのもそのためぢゃ。
ハンザキは純粋な妖怪ではなく半妖、
正体はオオサンショウウオぢゃからの……。
そして妾は、そなたが今日この日にこの祠にやって来るよう、
70年前から罠を張って待っておったのぢゃ──」
ついな
「なっ……!? はぁっ……はぁっ……はぁっ……」
滝夜叉姫
「ふふふ…、次はそなたの身体を乗っ取るぞ……。
今のこの身体は70年を経て、ガタがきておるからの………」
(SE・力尽くでグッとついなちゃんの身体を引き寄せる音)
ついな
「……そっ…そんなことさせない…もんっ……! は、放せ…やぁ…っ」
滝夜叉姫
「おやおや、愚か、愚かよのう。いまだ気が付いておらんのかえ??
すでに乗っ取りは終わりつつあるということに…」
ついな
「はぁっ……はぁっ……、えっ…──?」
滝夜叉姫
「分からぬか? まだ分からぬのか? この声! 妾のこの声ぢゃ!
どこかで聞いたことがあると言っておったな?
それはそうぢゃ、これは『そなたの声』ぢゃ!
これぞ冥界逆方相が完了しつつある何よりもの証し……!!!」
ついな
「……なっ──!?」
滝夜叉姫
「そして、最後はそなたの魂をいただく……!
妾はそなたの全てを奪い、
妾の代わりにそなたの魂を、この牢獄に永遠につなぎとめる……!!
千と70年の怨念を受けるが良いぞ──……!!!!」
(SE・滝夜叉姫がついなちゃんの心臓をえぐり出そうとする音)
ついな
「あ、あっ……、あああーーーーーーっっ………!!!!」
(SE・ぐぐぐっ! 滝夜叉姫の爪がついなちゃんの胸に食い込む)
(SE・無音)
ついなN
その時やった──。
(SE・ついなちゃんが右手に持っていた鏡が地面に落ちる音)
(SE・パリーン!!)
(SE・ピカーーーーーーーッ!!!!!!)
ついなN
──意識が遠のき、全身から力が抜けたウチ……。
右手に持っていた鏡を地面に落としてしもうた。
すると、突然、割れた鏡から謎の光が発して──……。
(SE・ぐるるーーーーッ! ハンザキさんの吠える声)
滝夜叉姫
「ヌヌヌヌ…っ! ま、またしても邪魔立てするか…っ!!
この亡者めが……!!」
(SE・ピカーーーーーーーッ!!!!!!)
ついなN
懐かしい光に包まれるウチ……。薄れゆく意識の中で、
割れた鏡の中に、ウチは、ウチに似た誰かの顔を見つけた気がした。
優しげに微笑むその顔……、
ふとウチは、その顔にどこかで見覚えがあるような気がして──……。
どこやったかな、仏壇かな?
金髪裸のおねーさんの誰かに似とるんやろか……?
(SE:ごごごごごご。段々大きくなる振動。洞窟が崩壊し始める音)
滝夜叉姫
「むっ……? 今の衝撃で、洞窟の崩落が始まったか……。
冥界逆方相の術はまだ完了しておらぬというに…。
えぇい、まあ良いわ、ここまでこやつの力を奪えば、復活には十分。
ついなよ、そなたはここで妾の代りに洞窟に生き埋めになるが良い。
ゆくぞ、ハンザキ!」
(SE:ぐるる! ハンザキさんの返事)
滝夜叉姫
「それでは、さらばぢゃ! 愚かな愚かな方相氏よ……、
あは、あはっ、あはははははっ、あーっはっはっはっはっ!!
あーっはっはっはっはっーーー…!!」
(SE:ごごごごごごご! ガラガラガラ…! 洞窟の崩れる音)
ついなN
……崩れ行く洞窟の中で…、
五月……いや、滝夜叉姫の高笑いを遠くに聞きながら、
こうしてウチは、静かに静かに意識を失っていったんや──…。
──────────────────────────────────────
(SE:しばらくの静寂)
(……その後、いきなり軽めの爆発音。ちゅどーん!)
【粉塵もくもく。洞窟に光が差し込み、向こうから謎の人影が現れる】
小角奈(おづな)
「……おやおや、宝庵の爺様に頼まれて様子を見に来たら……、
えらいことになっとるのぉ。
わっちが来るのがもう少し遅なったら、
大変なことになるとこやったで、ついなちゃん──……」
(SE:小角奈の声、段々とフェードアウト)
──────────────────────────────────────
ついなN
──滝夜叉姫の奸計によって、
洞窟に生き埋めにされたウチを助けてくれたのは、
遠い従姉のお姉ちゃん・役小角奈ちゃんやった。
話によれば、小角奈ちゃんが来た頃には全ては終わっていて、
もうちょっと助けが遅れていたら、
ほんまにあの洞窟がウチのお墓になるところやったらしい。
もちろんウチは、おじーちゃんにこってり叱られて……。
その後、一ヶ月はおやつ抜きやった。
そして、ウチが蘇らせてしまったものが、
滝夜叉姫っちゅう、千年の怨霊であることを説明された。
詳しい話はまた後でするけど……、復活を遂げた滝夜叉姫の奴は、
東国、関東に向かって出奔したということやった。
……おじーちゃんはいつになく厳しい顔でウチに向かって言った。
『分かるな、ついなよ、復活した滝夜叉姫は何を仕出かすか分からぬ。
滝夜叉姫の荒御魂を再度封印するのぢゃ。
それが方相氏としての、お主の務め…!!!』
……わ、分ぁっとるって……!
ウチかて……、ちょっぴり責任感じ取るんねん。
それに……、奪われた力を取り返さなな!
借りは借りっぱなしじゃ気持ち悪いしな!!
──────────────────────────────────────
【次回予告】
ついなN
……ちゅ〜訳で!
滝夜叉姫の野望を阻止し、奪われた力を取り戻すため、
こうしてウチの冒険が始まったんや!
見とれよ〜〜、悪い妖怪ども!
今回の借りは百倍にして返したるでっっ!!!!
みんなも、これから始まるウチの大活躍、ぜひ楽しみにしたってな!
次回『鬼っ子ハンターついなちゃん』
「鬼といふは方相氏の事なり」──。
関東に向かったウチの前に立ちはだかる、新手の妖怪の正体とは!?
「滝夜叉姫と妖魔の内裏編」第4話 方相氏はつらいよの巻で、
しーゆーねくすと鬼やらーい! やで❤
──────────────────────────────────────
※この脚本を用いた、門脇舞以さんらプロの声優の方々によるボイスドラマも配信しております。
ぜひご視聴なさってみてください! https://fantia.jp/fanclubs/326