第13話 猫の病院

文字数 1,179文字

少し疎遠になっておりました。
ノベルデイズ。みなさんは活発に筆を動かしておられるようで素晴らしいなあと思います。
遅筆で申し訳ないです。

昨今はキコの通院に勤しんでおりました。

子猫を飼うにあたり、
動物病院を探しておかねばならないとのことで
猫専用のクリニックを利用することに決める。
なんとなく猫に集中してもらえるというのは何かしら安心感があるような気がして。

家の近場ではなく車で10分弱かかる。

初めて連れて行ったのはキコが血便を出した時だった。
【第10話 猫のごはん】で描かせていただいたのだが、私の食事管理が甘かった頃、出された分を全て食べ切るキコに訪れた不調サインだった。
腸を整えるお薬をもらう。甘く味付けされているのかペロリと日々飲んでくれ、キコ完治。

腕に猫に引っかかれまくっているのであろう生傷を沢山つけた鈴木エイトさん似の線の細いその先生は淡々としている。けれどもたまに常連さんであろう客を「次、たまちゃ〜ん」と細い声をひっくり返しながら、飼い主ではなく猫の名前を呼んでいるのを聞いて一気に親近感を覚える。

以降、避妊手術もお世話になり、我が家のニャンズの主治医になっていただいた。

病院に行くのはほとんどキコ。
モコはワクチン接種の時に少し目やにが出ていて体温が高く猫風邪だったので、その日は受けられず1週間後にまた受けに行ったということぐらい。

夫が「ペット保険に入っていた方がいいかもね」と言い、「特にキコは色々ありそう」とも言った。
予言通りキコはモコの分も元を取るように病院にお世話になることが多かった。

最近通院していたのはふたつあって
まず皮膚病。
突然眉間にぼこっとおできができて、なんだこれは病院に連れて行った方がいいのかなと話していて様子を見ていたら翌週それを引っ掻いたようでカサブタが取れて血が滲んでいた。
眉間以外にも目の下やほっぺにもできものが出来始めた。
こりゃいかんと受診して血液検査の結果、皮膚糸状菌症という皮膚病だった。
大嫌いなエリザベスカラーをつけられ1ヶ月半飲み薬を続けてようやく完治。
通院の間、たまにする咳が話題になった。
猫は不定期に咳をする習慣はないとのことで続くようなら連れてきてと言われていた。

身を伏せて苦しそうに咳をすることが数日間に一度ある。
動画が撮れたので持って行ったところ
心臓の検査をしたが特に問題はなく(安堵。。)
空気清浄機など身の回りを清潔に保つなど試していくことになった。

掃除はこまめにして空気清浄機を稼働させ換気をする。
掃除はするが不十分だったかと反省してこまめにやるようになった。

しかし、そんな中でもモコの方はなんともない。
彼女の困ったところは依然お尻にうん⚪︎をつけて走り回ることだ。

今月で一歳を迎える我が家のニャンズ。

これからも健康でいてほしいです。

みなさまもどうぞ突然やってきた冬の寒さにはお気をつけて。。
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登場人物紹介

人①(私)

人②(夫)

猫①(キコ)

茶白

人という字の前髪

尻尾が長い、直毛

可愛いというより美人タイプ

性格:不思議ちゃん、ツンデレ

猫②(モコ)

茶白、背中に羽

オンザ眉の前髪

鍵尻尾、ふわふわ毛質

丸顔、可愛いタイプ

性格:おっとり、マイペース

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