第17話:ハワイ旅行後、帰国

文字数 2,045文字

 翌朝8時にヒロ到着した。ヒロでは、日本人移民の店を見て回った。その後、18時にヒロを出港して同じハワイ島の対岸、コナへ向かった。翌朝7時について、小型ボートの乗り換えてカイルア・コナに到着した。カメハメハホテルに入りカメハメハ大王の絵を見学してホテル内を見て回った。その後、海岸沿いの景色の良いカフェに入り本場のコナコーヒーでランチ・サンドイッチを食べた。

 こうして16時過ぎ、小型ボートが向けに来て、クルーズ船に戻り17時半にコナを後にした。そして、カウアイ島のナウィリウィリ港に翌朝8時に到着した。ここでは、ワイメア峡谷の雄大な景色を見て回るツアーに参加してバスで出かけた。しかし、ここが、ハワイのグランドキャニオンと言われる訳が良くわかった。巨大な峡谷が眼前に広がり、多くの写真を撮らざるを得ないほど美しかった。

 夕方、船に戻り、ゆっくりして、ショーを見た。そして、ビールを飲んで床についた、翌日は、水着に着替えて近くのビーチで1時間弱、水泳を楽しんだ。しかし、ビーチの回りの景色も美しく、多くの写真を撮って回った。こうして、昼前に船に戻って昼食にした。その後14時にクルーズ船が出港した。その後、ホノルルへ帰ることになる。

 帰りは、翌日7時にオアフ島のホノルル港に戻りチェックアウトして10時過ぎ船を後にした。そうして昼前には、ヒルトンハワイアンビレッジに戻り、ゆっくりと風呂に入り疲れをとった。翌日は、レンタカーを借りてオアフ島を真ん中の143号線を北上してドールプランテーションで小さな列車に乗ってパイナップル農園の中を見学した。

 農園には鮮やか赤い色花が素敵で写真を撮りレストランで食事して少し休んだ。その後、再び北上してハレイワ・ビーチパークを散歩していた。すると大きなウミガメの回りに観光客の人だかりができ、多くの写真を撮っていた。しかし、ウミガメの大きいのには、驚いた。ハレイワ湾を双眼鏡で見ていると大きなウミガメが懸命に泳いでいた。

 その姿が、可愛らしいと告げた。奥さんが、ウミガメを見て、いとおしいわねと笑いながら言った。程なくしてタートルベイリゾートに到着した。ガイドブックにオアフ島、最北端のカフク・ポイントの景色が素晴らしいと書いてあったので駐車場に車を置いて約2キロ歩いた。

 立て札には、ここは神聖な場所なので、ゴミを捨てるなとか書いてあった。かなりの人数の観光客が一定の距離をとって整然とハイキングしていた、その後、お昼となりタートルベイのレストランで昼食を食べたが豪華だが高かった。昼食後、オアフ島ノースショアから東海岸を南下した。

 その後、クアロア・ランチへ行き、馬に乗りハイキングで1時間半過ごした。再び南下すると平等院と書いた看板が見えたので入った。資料を見ると1968年6月7日、ハワイへの日本人移民百周年を記念してと書いてあった。その看板は、バレー・オブ・ザ・テンプルズ・メモリアルパークの最奥部に建立されていた。

 建設を計画したのは、メモリアルパークを運営するポール・W・トラウズデル。平等院テンプルは、コンクリートで出来ていた。その姿は、宇治の平等院を縮小したスケールモデル。建設には、1万枚のコンクリート、260万ドルの費用と3年かけて建設したと書いてあった。建物内部には9フィート「約3メートル」の阿弥陀如来坐像が安置されていた。

 金箔を施したこの仏像は日本で で製作されたもの。平等院テンプルはメモリアルパークに付随する施設で布教活動を行う寺院とは違う。また特定の宗派に属するものではないと説明文が書いてあった。建物内の壁には建立に賛同した諸宗派のシンボルマークが飾られてあった。さらに仏教や教派神道の宗派の紋のほか、キリスト教の十字架も掲げられていた。実に

 その光景は、実に個性的だった。その後143号線を右折してしばらく走りハイウェイを左折した。16時過ぎには、ワイキキに戻りレンタカーを返してヒルトンの部屋に入り、ゆっくりした。その後、夕食を食べに出かけた。そしてアラモアナショッピングセンターで買い物をして帰って来た。こうして、明日、帰国の支度をして、22時、床についた。

 翌朝、9時にホテルチェックアウトした。そしてタクシーで10時前にホノルル空港に入り出国手続きをして11時には、搭乗口の近くのカフェに入って軽食をとった。こうして13時前、ホノルル出発、羽田行きの便を待った。14時前に登場が開始し14時10分過ぎに飛び立った。機内では、映画を見たりして時間を潰し仮眠したりしていた。

 すると、1時間程で羽田到着とアナウンスが流れた。こういう時は、不思議なもので、いつも日本人という意識が薄いのに郷愁を覚え日本人であると言うことをことさらに感じた。奥さんもやっと帰って来たわと言い目頭を熱くした。こうして3月31日17時過ぎに羽田に到着した。その後、入国手続きを終えて空港を出て高速バスで19時過ぎ本牧の家に戻ってきた。
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