第４話　ＮＯＶＥＬ　ＤＡＹＳはハードルが高い

NOVEL　DAYSはハードルが高い気がしていた。
最初に見た時はセミプロ歓迎になっていた。受賞経験があるが出版経験がない。
実際、そんなレベルの高い人たちが集まっているように見えた。

そして、登録だけはしたものの使わないまま数年が経過した。


NOVEL　DAYSを使う気になったのは、他の小説投稿サイトに嫌気がさしたからだ。
運営にゾーニング意識はゼロ。性器名称がなければR15で書けると思っている人たち。R18サイトにおいてある作品がR15作品として掲載されている全年齢サイト。全年齢サイトでありながらR18作品を全年齢作品と一緒に掲載しているサイト。
トップ掲載の作品を見ているだけで嫌になる＆ツイート画像を見るだけで吐き気がするという状態になったので、ほぼ全て退会した。

Twitterもそれまでフォローしてきた人たちをすべて外して、リスト入りとして眺める事にした。

作品の酷さは作者次第とはいえ、サイトの酷さは運営の責任だ。
さらにこれは運営の責任ではないのかもしれないが、広告もエロが多くて嫌気がさした。
全年齢向け作品に女性の胸が揺れる広告がついていたり、性被害を訴える作品に女性の股が開いている画像広告がついている。
エロ広告については『エロサイトを見ているからだ』という意見も見かけるが、シークレットモードでも表示されるので、必ずしもそうとは言えない。

全年齢向けの小説投稿サイトでR18ゲームの広告が張ってあるのには驚いてしまった。確かに広告単価はいいのだろうが、それはないだろう。

とにかく、嫌気がさして
・広告がない。もしくは、エロ広告は表示されない。
・エロ（卑猥タイトル）作品がない。もしくは極力少ない。
というサイトを探した。なければ、ブログ掲載に戻ろうと思っていた。
そこで目についたのがNOVEL　DAYSだった。

広告がない。作品タイトルが綺麗で見ていて嫌な気分にならない。NOVEL　DAYSは確かにハードルは高いが、その分、変な輩がいない……ように見える。

さらに、プロフィールページをいじる事が出来る。ヘッダー画像を好きにできる。バナーも付けられる。
それ、楽しい。バナーをそのうち付けたいと思った。

そして、PVは書く時に目にする事がない。PVを見たくない私には天国のようだ。ランキング順位も出てこない。素敵だ。


精神衛生的に心地いいと思えたので、やっとNOVEL　DAYSを使う気になった。


あえて、気になる点を挙げるとするなら『緑のサイト』ではないこと。
橙も嫌いではないが、作品は『緑のサイト』に載せたいなという謎の希望がある。でも、それはもうあきらめることにした。緑のブログで掲載していることで満足することにする。