第8話 NOVELDAYSのファンレター

文字数 871文字

レビューではなくて、ファンレターという名称が素敵だ。

評価をするのではないし、感想を書くのでもない。
ファンレターは『ファン』が書く手紙だ。ファンとは通常『それが好きな人』を指すと思う。
という事は、これは作品、もしくは作者への愛を綴るための場所だと思う。

ファンレター一覧を読んで、気になる作品は読んでみることもある。
ただ、ファンレターなだけあって『作者と読者の二人の世界』の言葉が綴られているものが多いなとも感じる。そうなるとなんだか『秘密のお手紙』をのぞき見しているような気持ちにもなり罪悪感のようなものを抱いてしまう。


ファンレターを読んでいると、書き合う文化らしきものもあるのだなと思う。もちろん、それが目的ではなくて結果としてそうなっただけなのかもしれない。
私はもらっても相手の作品へファンレターは書かないだろうと思う。理由は難しいからだ。批判的に見てしまったり、わずかな違和感を感じてしまう作品が多くて私には『ファンレター』を書く事は難しい。
それは、三年間、書籍の読書感想のブログ記事を書いてきても思う。ネット小説を書く人たちに必要なのは『褒める事(ファンレター)』であって、批判でも違和感を伝える事でもない。それは私自身がそれをあまりほしいと思わないのと、『個人的な好みと嫌悪』は要らないと思っているからだ。好きならばいいかもしれないのかもしれないが、『好き』と伝えながら要望が増えるのも経験してるので黙って好きでいてくれた方がましなのである。

閉じてる人は何かあったか、めんどくさいかのどちらかなのだろう。
私もまた、面倒なコメント……特に好きと言いながら要望を通してくる人が来た場合は即閉じようと思う。もしくは、好きも嫌いもないが『よくわからない感想』が来た場合も同じく。
これが批判的だったり、嫌悪が含まれているなら、ブロックで対応するので楽だ。


一番面倒なのは、好意からくるおせっかいである。

と言いながら、私も何度か失敗しているので、『しつこくやり取りをする』だけはやめようと思う。意見の違いはどう頑張ってもすり合うことはないのだから。
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