第19話 2020.11.19 夫と一緒にみなとみらい

文字数 918文字

朝方夫がふとんに潜り込んできた。
どうしたのか聞いたら寒かったらしい。
狭いシングルベッドでしばらくくっついて寝る。
そのうち夫が起きてコーヒー豆をミルでひいてる音が聞こえてきたので私も起きる。

今日も午前中から出掛けるので巻きで洗濯する。
その間に夫が朝食を作ってくれた。
卵が丸々1パックあるのに昨夜気付いたので一気に卵を6個使ってオムレツを作ってくれた。
巨大である。
卵ってこんなにお腹にたまるんだ。
夫の用事に付き合って一緒に桜木町にある合同庁舎に行く。
天気が良く暑かったが風が強くて気持ちいい。
青い空、白い雲、新しくてキレイなビルや昔ながらの趣ある建物の間を歩いているだけでなんだか楽しい。
私は何の用事もないのでついてってもいいのだろうかと思ったが特に止められなかったので夫が相談しているのを隣で聞いていた。
その後もカフェでまた違う所と電話で打ち合わせする夫の隣でアイスロイヤルミルクティーを飲んでいた。
この後買い物して帰った。

この行動は何か意味があったのだろうか?
私が桜木町に行く意味は全くなかったし、買い物は私一人で行けば全てが半分の時間で済んだことだ。
でも私たちはずっと一緒にいて順番に用事を済ませた。
効率が悪すぎないかと考えてみたが、そもそも効率を考える必要なんてないことに気がついた。
私たちは好きでやっているし、もしどうしてもやむを得ない状況になったら別行動をするだろう。
一緒に行動することをやりたくてやっているし、私たちの最善の行動形式なのかもしれない。
例えばお互い違う会社に勤めていたら一緒に入れないのは当然だ。
しかし私たちは違う。
一緒に行動できる自由があるし、一緒に行動することはお互いが望む形なのだ。
これが価値観が一緒というやつだろうか。
片方が一緒にいたくて片方は一人で行動したいタイプだったら悲しい。
夫と結婚してよかった。

夫が引き続き怒涛のように仕事している間に残り物を全部入れる鍋を作る。
残り物と言っても種類が多いのではなく、大量の春菊、白菜、鶏胸肉、気持ち冷凍のエノキを投入したがほぼ3種類だった。
春菊が多すぎると思ったが美味しかった。

軽くパッキングして寝る。
あまり寝ていなかったのとたくさん歩き回ったので疲れていた。
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