第12話 2020.11.12 メルカリ出品と酔っ払い

文字数 1,516文字

朝6時半ごろ目を覚ます。
この時間に目を覚ますのは久しぶりだ、が、やはり寒くて動けない。
しかし頑張って腕だけ動かして体温を測る。
夫が部屋にやってきた。
寝ていたとは思わなかったが寝てしまっていたようで気づいたら8時半になっていた。
ベッドが狭い。
夫は今日なんと昨日より早く出かけていくと言う。
聞いていない。
スケジュールをタイムツリーというアプリで共有しているが、夫はなぜかもう一つ家族というグループがあってそちらに書き込んでいたらしい。
それ君一人のグループやで。
見せてもらうと色々書き込んである。
こうなってくると書き換えるのがめんどくさそうなので入力し直して欲しいと言いづらい。
週末にお願いしてみよう。

寒くて動けずベッドにいたら夫にワイシャツをアイロンがけして欲しいと頼まれる。
今日写真を撮るらしい。
宣材写真というやつだろう。
のりはないので霧吹きで水を吹きかけながらシワを伸ばしていく。
重さのあるアイロンなのでみるみるシワが伸びていっておもしろい。
しかしたまにだからそんなこと言えるが毎日だったら無理だな。
こんなことを一昔前の主婦はやっていたと思うと本当に驚きである。
今はハンガーにかけたままアイロンかけれるやつとかあるのでもし万が一夫がワイシャツ着るようになったらそれを買おう。

夫が今日から新しいコーヒー豆だよ〜と言いながらコーヒーを淹れてくれる。
飲みやすいブレンドだ。
昨日お土産にもらった沖縄土産のマフィンと一緒に食べる。
美味しいし、朝ごはんにめちゃくしゃちょうどいい。
沖縄の人がみんな好きなマフィンらしい。
静岡県民がみんなさわやかのハンバーグが好きなのと一緒かな。

夫を見送り、洗濯なんかをしながら溜めてたFBライブをまとめて見る。
部屋の片付けをしようと思っていたが突然思い立って本を大量にメルカリに出品する。
読んでる途中の本も出品し、売れるまでに読み切るぞという背水の陣をとることにする。
20冊以上もくもくと出品する。
昨日出品したのもあるので、売れたらしばらくちょこちょこお出かけだな。

しかし読む気は起きず缶ビールを飲み始める。
刺し子の新しい図案を刺し始めたいので”わ”にしてあった晒しを朝シャツと一緒にアイロンをしておいたのでものさしとフリクションペンで描き始める。
うまくいかない。諦める。
独学では無理がある。
刺し子教室とか行きたい。
どうやって探したらいいのか全然わからん。
おでんをつまむ。

そうこうしていたらメルカリに出した本が売れた通知がきた。
売れる前にもう一度読もうと思っていた本だったので積んである中から取り出して読む。
本を読む時は音がない方が進むタイプなのでテレビも音楽もつけない。
メモを取りながらサラサラっと読む。
おそらく前読んだのは2年くらい前だと思うがその時は全然内容が入ってこなくて上滑りする感じがあったが今読むと腑に落ちるので変化してるんだろうなと思う。
とかやっていたらなんと続けて2件さらに売れてしまう。
両方読み直すつもりの本。
ちょっと焦る。

気づいたら夜12時を回っていた。
お風呂の準備をする。
夫はまだ帰ってこないし連絡も途絶えている。
心配していたら夫からメッセージが届き、どうやら全然違う路線の駅に行きついてしまっているようだ。
調べるとまだ電車で帰る方法があったのでスクショして夫に送る。
かなり酔っ払っているようだったが、なんとか帰ってきた。
やはりかなり酔っ払っていて、とにかく喋り倒してくる。
残りのおでんを全て食べて雑炊を作って食べていた。
寝室に行こうと離れると寂しがってわめき散らすので眠かったが夫の話をうんうんと聞いていた。
気づいたら3時だった。
夫と一緒に寝ると絶対風邪を引くので結局寝室に戻って寝る。
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