第3話

文字数 155文字

       3

 というわけで、思いがけず探偵の真似事をする羽目になったんだよ。事件を解決できるなんて思ってはいないさ。形だけでも動いてお茶を濁す。彼女には悪いがそんな気持ちだった。幸か不幸か暇だったからね。でも、翌日から動いたよ。とりあえず。そう、とりあえずね。おや、退屈かい。これからおもしろくなるんだよ。
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