石像(2024.4.28)
文字数 280文字
山頂を見上げる
といつの間にか
石像が建っており
どうして今まで気づかなかったのか
首を傾げる
歩いても 歩いても
山頂に近づけない私を
嘲笑うかのように現れた石像は
背中しか見えない
慈悲深いのか
憎悪に満ちているのか
嘲笑しているのか
石像の顔を見たい
と思ったら
足取りが軽くなる
いや、違う
山頂を見上げる
といつの間にか
石像が建っており
どうして今まで気づかなかったのか
首を傾げる
歩いても 歩いても
山頂に近づけない私を
励ますように現れた石像は
背中しか見えない
慈悲深いのか
憎悪に満ちているのか
嘲笑しているのか
石像の顔を見たい
と思ったら
足取りが軽くなった
山頂で
待っているのは
あの人に違いない
といつの間にか
石像が建っており
どうして今まで気づかなかったのか
首を傾げる
歩いても 歩いても
山頂に近づけない私を
嘲笑うかのように現れた石像は
背中しか見えない
慈悲深いのか
憎悪に満ちているのか
嘲笑しているのか
石像の顔を見たい
と思ったら
足取りが軽くなる
いや、違う
山頂を見上げる
といつの間にか
石像が建っており
どうして今まで気づかなかったのか
首を傾げる
歩いても 歩いても
山頂に近づけない私を
励ますように現れた石像は
背中しか見えない
慈悲深いのか
憎悪に満ちているのか
嘲笑しているのか
石像の顔を見たい
と思ったら
足取りが軽くなった
山頂で
待っているのは
あの人に違いない