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文字数 391文字


誰かの歩んできた道なんて
その人しかわからないから
知らなくても良いこともあるけれど
消えていく歴史のような
大切なことに関わるなら
ほんの少しでも覗いてみたら
何か僕らにも必要なものが
見つかるのかもしれない
一見たべらなさそうなモノを
今普通に美味しいと感じられるのは
誰かの試行錯誤のたまもの
そう考えると案外無駄じゃない事も
消えていく物事のような
些細なことを見つけられるなら
知らない事を掘り下げる
きっかけになるのかもしれない
様々な身の回りのこと
僕らは知ってるようで割と知らない
あの子が好きだと公言してた事も
本当はよそ行きの
ニセの情報なのかもしれない
間に受けて全てを飲み込むのも
疑ってその事を掘り下げるのも
誰かに押し付けられるのじゃなくて
自分の自己満足でいいから
たった一回の人生に不可欠な
世界一身近な冒険
本の世界だけに答えがあるわけじゃない
この足で見つける
この目で信じる
気づけば扉はそこで手招きする
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