第３５話　ＰＶの内側

160話近くなった、リリス。
ホームページでの連載が、この頃までだったなーと感慨深い。
小説検索サイトが次々閉じてしまい、1カ所しか登録出来なかったので、更新してもPVが10も無かった。

もう、途方に暮れて、どうしていいのかわからなかった。
PV10ってのは、ほぼ更新目当てじゃ無い。
サイトの更新情報見て、チラリと寄った人だ。
その頃ウツでかなり更新頻度が落ちていたので、更新を待ってくれてる人は０だったと思う。

現在、リリスを連載してるけど、長編を100話で切ろうと思ったのは、更新を読んでくれてる方の見積もりがわかりにくいからだ。
長いと最初から読む方、読み返す方で目算PVがドンと増えるので、PVは乗算でどんどん増えて箔(はく)は付くけど、常連さんの数がわかりにくい。

常連さんの数というのは、励みになるのだ。
いや、星付かんからそれしか無いし。
だいたい更新読んで下さる方は2割か3割かなあと思う。
最近リリスは60PV超なので、12〜18PV前後くらいかな。
シビアだ。
リリスはいい子なんだが、わしの力不足でどうにも人気が上がらない。
元々ファンタジーってのは、競争率高いし。
異世界だが転生では無いので一見さんで終わってしまう。

刺さる人には銛を打ち込んで逃げられないようにしたい。
リリたん、がんばれ。
読者の海に、銛うちに出るぞ。

「作者様、怖いので止めましょう。きっと痛いです」

はっはっは、良く見ろ、この銛はな、推し銛だ。
リリスにイネスにレスラカーン、色々あるぞ、ちょっと影のある美少年揃いだ。
え？美少女？
フフフ、この船を何だと思ってるんだ。
LLX丸だ！撒き餌はショタと美少年、さあ、リリたん、脱げ！脱いで女装しろ！

「嫌です、帰ります。」

あああああ、堅い奴め！そんなだから人気が出ないんだぞーｰｰ！