(三)-3
文字数 217文字
放課後になり、私は昨日に引き続き明の後を追った。今度はバレないように少し距離を取りながらだ。
明は今日も、駅前の繁華街にあるゲームセンターに入っていった。
私もそのゲーセンの向かいからその様子を見ていた。今度は木下と会っていた。
二人はしばらくするとゲームセンターから出てきた。ゲームはしないのだろうか。それに松崎たちのグループも、小林と木下の他にも同じサッカー部などの連中も数人いたはずだったが、今日は木下一人だけだった。
(続く)
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