(二)-15
文字数 258文字
「どこいくの?」
私がなんて答えていいか迷ってまごまごしていると、富士子は「たまにはカラオケ行こうよ、ね」と笑顔で私の手を取った。
「いや、テスト期間だし……」
私が何とか理由を見つけてそういうと、富士子は「だ・か・ら、行くんじゃん」と満面の笑顔で手を引っ張った。
「それにテストは来週だし。それとも何か他に用事にあるの?」
「え? ううん、そういうわけじゃないけど」
「じゃあ行こう」
私は富士子に手を引っ張られて近くのカラオケ店へ行くことになった。でも、まあいっか。あいつも放っておいて欲しいって言ってたし……。
(続く)
私がなんて答えていいか迷ってまごまごしていると、富士子は「たまにはカラオケ行こうよ、ね」と笑顔で私の手を取った。
「いや、テスト期間だし……」
私が何とか理由を見つけてそういうと、富士子は「だ・か・ら、行くんじゃん」と満面の笑顔で手を引っ張った。
「それにテストは来週だし。それとも何か他に用事にあるの?」
「え? ううん、そういうわけじゃないけど」
「じゃあ行こう」
私は富士子に手を引っ張られて近くのカラオケ店へ行くことになった。でも、まあいっか。あいつも放っておいて欲しいって言ってたし……。
(続く)