わんこも家族ってやつなんだけど延々保健所エンド
文字数 1,049文字
時間を戻して誰かの命を救う。
しかし、大抵の話で助からないまま話数は増える。
まあ、目的を果たしたら物語はそこで終わるから……連載も終わっちゃうから……
てな訳で、得体の知れない蛸っぽい生命体は、しずかちゃんの為に延々と時を戻すが
なんか死んだ
まで繰り返す。
そんで、繰り返す内に別キャラが
なんか死んだ
ってなる。
鬱展開しかないから話題になり、鬱展開しかないのに多くの人が引き込まれ、キャラの名前が某有名作品のヒロインと被る上に丸っこい生き物が道具を出してくるから
悪夢版
ド○えもん
って呼ばれる訳で。
で、こちらのしずかちゃん、
ネグレクト被害者。
給食費は未払い。
ママは子供に無関心。
パパ?
そんなの居たっけ?
え?
あんなの居なくてもむしろ良くね?
家は掃除されている痕跡無し。
服は汚い。
しかし、文房具を買い替えるお金はある。
犬を飼う金もある。
だが、その金の出所のせいで同級生から目の敵にされている。
と言う、バイオリンを習って、ママにもパパにも愛され、芋食って屁をこくしずかちゃんとはまるで違う生活をしております。
少し位、ゆるい情報を入れないと、タコ○ーは鬱過ぎるからさ。
そんな環境だから、犬のチャッピーだけが心の支えだったのに、何度やり直しても保健所行きが確定。
初回から、小学生が天井の梁からリボンでぶら下がる鬱展開。
それでやり直しが開始する訳だが、根本的な解決をしないからエンドレス保健所。
救いなんぞ無かった。
しかもそれ、第一発見者が謎の生命体ってものまた鬱よな。
ママは子供のことなんて、生死すらどうでも良かったんだろうなって感じはあった。
だからこそ、チャッピーが居なくなったら生きる意味も無くなったんだろうねえ。
いやもう、鬱展開しかない。
で、しずかちゃん生存ルートに入ると、今度は別キャラが死ぬと言う。
しかも、謎の生命体の
撲○
で。
その後、隠蔽工作をする訳だが、ネグレクトを受けている子供が何をやっても咎める人は居ないって話で。
最後の方で、蔭口は言っても具体的アドバイスは一切ない大人には囲まれていたんだな……ってのは分かるのですが。
悲しいことに、陰口だけ言う大人って、リアリティがあるんだよな……
ぶっちゃけ、謎の生命体以外は、見て見ぬふりをする人、気付かないふりをする人が居るだけで、そう言った境遇に置かれている子供ってリアルに存在している。
だからこそ、悪夢なんだよねえ。
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