第33話 夏のあと

文字数 880文字

 私の住んでいる町は、昼間の焼けるような暑さもなくなり、明け方は湿度も低くて、とても気持ちいいです。あなたの町は、いかがですか?

 朝のウォーキングを終え、シャワーを浴びようと浴室の鏡の前に立った。薄っすら、焼けている。肩から手首にかけて。その他は、それより少しだけ白い。何故にココだけ。あぁ。『ノースリーブ』だ。8月に入ってからの私の部屋着は、ほぼノースリーブ。ワンピースのときもあれば、シャツにユニクロのリラコで超出掛けられない出立ちのときもある。ちなみに今日は後者。リラコは去年の物だ。今年も買いたかったのだが、柄の趣味が合わなかった。

 室内にも紫外線は降り注いでいる。そんな常識に近いこと、私だって知っている。だが、家の中に居てまで、日焼け止めを付けることに抵抗があった。ただし、顔と手の甲は別。どちらもシミちゃったら年嵩が増しそうではないか。だが腕や膝下はさほど気にならないと言うのが私の見解。それに、室内ではあるが多少なりとも太陽の恩恵を受けたいと思った。ビタミンDが生合成され、カルシウムの強化にも繋がるかもという下心、いや理屈で。とはいえ、焼けるものなんだ、室内でも。改めて、薄っすらと焼けた腕を見る。膝下も同様なのだろうが、腕ほどわからない。

 最近の顔のシミ事情。両頬骨付近にあった薄っらシミは、さらに薄薄っらへと改善中。韓国のビタミン入り美容液に加え、S生堂の美容液も追加したところ、効果を実感。とりあえず、このまま継続してみようと思っている。そしてシミが 目立たなくなったら、今度はシミを防ぐスキンケアのみにして、どんどんシンプルなケアをしていきたい。

 私がいつもいる場所は二階のリビング。お隣さんとの間があまり空いていないので、一階は建物の陰になるからと設計士の提案で、メインの場所を二階に集めた。だから、キッチンも浴室も上。そう言えばコンセプトは『光と風の通る家』だったな。ウチの二階は外にいるかのように、明るい。

 我が家は、大きな窓だらけです。大きな地震のときに『ガラスのシャワー』なんて恐ろしいことは、考えないように暮らしています。
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