ｅｘｉｓｔ１２

書くこと、思いや感情を言葉にする事を始めて3年くらいになりました。
様々な形で表現する事を続けています。
感謝ノート、恋文、心の声…
それには相手があったりなかったり、本当に心が苦しくなった時に自分に宛てた言葉だったりもしますが、同じような思いをしたり、今苦しい思いをしている人がいるなら届いて欲しいと願い書くこともあります。

書くことを始めてから言葉の大切さ、影響力…色々と考えるようになりました。
暖かく包む事も出来れば誰かを苦しめる事もある。
一度出してしまった言葉は消し去ることは出来ない。
だからこそ大切に使わなければならない。
声として出る言葉も、文字として映る言葉も、自分にも誰かにも影響を与えている現実と向き合うべきなのではないかと思うのです。

だから言葉として表現をする事を怖いと思う事もあります。
でも私は続けています。
私は辛い時も苦しい時も言葉に救われたから。
もちろんその逆も多く経験しました。
でも、確かに救われたんです。
だからこそ私は今の景色を見ています。
急に土砂降りの雨が降る日もあります。
そこから1歩も踏み出せない程の土砂降りの雨。
でも、雨はやがてあがります。
目の前に一筋の光が射してくるんです。
ふとした時に頭の中に言葉が降りてくるんです。
降りてこなくても、誰かが今、今だから必要な言葉を私にくれるんです。
そういう瞬間に出会えるようになりました。

頑張るけど頑張らない。
頑張り過ぎると自分の心に歪みができる。
歪みが出来たり、ヒビが入ると壊れるのはあっという間なんです。
それを知った今、頑張るけど頑張り過ぎない自分でいられるようになった今だから心地よい景色を見ています。
私は心の中に抱え込んでいた思いを吐き出す事が出来ず、表現する事が出来ず辛く苦しい思いが続きました。
どんな形でもいい、どんな方法でもいい。
思いは閉じ込めないで欲しいです。
ただ、思いを表に出す時には忘れないで下さい。
思いも言葉もとても大切に扱わないといけないということを忘れないで下さい。
歌詞でも詩でも、誰かの名言でもいい。
言葉には魂が宿って居ると思います。
言霊を信じて私はこれからも書くことを続けていきたいと思っています。