第13話

文字数 782文字

あ〜またか・・・
なんでこんな簡単なことが出来ないんだ?


あ〜またか
そうか、人間はそれほど無能だったのか・・・。


俺は、もう誰ともつるまないと決めてただ自分のスキルアップをしていた。
というより、勝手にスキルアップしていくだけなんだが
なぜ?こんな簡単なことさえも覚えられないんだ?アホなのか?

あ〜俺に嫌がらせをしてるのか?
俺の邪魔をして、イライラする。


「あーもういい。これくらい出来ないんですか?何を学んできたんですか?義務教育受けてます??」


「すみません・・・。すぐやり直します・・・」




あぁ、なんだ能天気な奴らばかり
そんな無駄話してる時間あったら、少しはスキルアップしろよ、人に迷惑かけて邪魔してんじゃねーよ、大人としての意識あるのか?いつまでも学生気分で、使えねぇ奴らばっか・・・。


能天気な人間が俺のような出来る人間の足をひっぱりやがって
あー今日も腹が立つ
無能な奴らの尻拭いで、腹が立つ。



あの時もそうだ。
トモイはまるで自分の手柄のようにリーダー気取りで
それ、全部提案したのは、俺なのにな・・・。
無能なトモイはどうなったんだか・・・
まぁどうでも良いことだ・・・。





どうせ、今日も遅くなる
誰かのミスで俺がそのフォローをしろって言われる。
会社って組織は上になる程、背負う責任が重くなる。
下の奴らは良いよなぁ、のうのうと笑って、仕事なんて出来なくても出来る俺らが全部どうにかしてくれるんだからよ。



世の中ってもんは不条理だな。

努力して、才能あるやつがバカを見る。
のうのうと笑ってる奴らが楽をしている。


バカだからそんなに毎日悩むことも考えることもなく笑って居られるんだろうな・・・。
バカは所詮バカとしてしか生きていけないし
バカとしかつるめないし

所詮バカは社会のお荷物なんだよ。
俺らのように出来るやつがバカの尻拭いをしてる。


上手く出来た世の中だけど、納得いかねぇ・・・。


苛立つ・・・。






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