第2話

文字数 581文字

「不愉快だ。この世界にいる不愉快な奴ら。デスノートでそいつらみんな消し去れたら良いのに」



なんで並んでる側から平気で割り込みするんだ?
並んでいたのに気づいただろう?


ふと、横を向いた瞬間の隙を狙って、入ってきただろう?
俺は見たぞ

いや感じたぞ。見てはない。その気配を。
空気を読んで・・・とは言ったものだが
空気を読んで割り込みをするとは・・・何事だ?非常に不愉快だ。

だが、何も言わない。

なぜなら、俺以外誰も気にしないからだ。
そして、誰も知らないからだ。
俺と割り込んだババァ
真実を知っているのは残念なことに二人だけだからな。


なぁ、わかってるならさっさと鞄から財布を出して用意しておけよ。

会計に並ぶってことは、金を払うってことだろ?
キャッシュレス?アプリ決済?スマホ?
何でもいいが、サッサと用意しておけば、自分の番ですぐに支払いができるだろう?


これまで何万回、会計をしてきたんだ?
学びがない。


毎回、店員に
「・・・・円です」そう言われるたびにそこから起動するのか?会計の動作を。
無駄じゃねぇか・・・。


「そういう事するから俺の貴重な時間という俺の命が削られていくんだよ」こんなどうしようもない奴らに





空気を読んでおもんばかり、おもてなしをする文化?
お客様は神様です??


いつから甘やかし国家になったんだ?この国は・・・。



言われなきゃ動けねぇ、そんな大人が多過ぎるだろうが。

不愉快だ。







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