久留米崎 博美 2
文字数 425文字
博美は病院の外で幸人の父親とコシアブラのメンバー全員に電話を入れた。マサミチは他のメンバーにメールを入れてくれると言ったが、自分で伝え、お礼も言いたかったのだ。
トムは「良かったな。ユキさんが帰って来てくれて」と言ってくれた。
ちょっと間が空き、「博美、ユキさんとお前、大丈夫なのか?」と言った。
博美はその言葉に複雑な思いを感じたが「うん。大丈夫だよ。ユキは幻に囚われていただけだよ。帰って来てくれたから、それでいいの。心配してくれて有難う」と答えて電話を切った。
そして少し考える。
博美は電話をタップした。
相手は「白書所 秋生」。
自分と白書所の関係は誰も知らない。トムさえも知らない。
「もしもし? 博美ちゃん?」
秋生の声がした。
「ご無沙汰をしております。秋生さん。博美です。・・・実はちょっとお耳に入れて置きたい情報があるのですが・・・但し、絶対に私から聞いたって言わないでください。私と秋生さんが知り合いだって事は内緒にしてくださいね」
博美は言った。
トムは「良かったな。ユキさんが帰って来てくれて」と言ってくれた。
ちょっと間が空き、「博美、ユキさんとお前、大丈夫なのか?」と言った。
博美はその言葉に複雑な思いを感じたが「うん。大丈夫だよ。ユキは幻に囚われていただけだよ。帰って来てくれたから、それでいいの。心配してくれて有難う」と答えて電話を切った。
そして少し考える。
博美は電話をタップした。
相手は「白書所 秋生」。
自分と白書所の関係は誰も知らない。トムさえも知らない。
「もしもし? 博美ちゃん?」
秋生の声がした。
「ご無沙汰をしております。秋生さん。博美です。・・・実はちょっとお耳に入れて置きたい情報があるのですが・・・但し、絶対に私から聞いたって言わないでください。私と秋生さんが知り合いだって事は内緒にしてくださいね」
博美は言った。