世の中論点のズレた話ばかり

文字数 1,598文字

 鬱に関して思うこと。
 俺は人生で二回鬱になっている。
 どっちも自力で抜け出したが。
 一度目は中学の時。あれは親のせいだ。なんでもかんでも禁止し、監視し、奴隷のように扱う母親。
 毎日死ねと思っていた。

 俺が生きていられるのは、他人に興味のないアセクシャルだからだと思う。
 マジで死ねって思うのは家族のみ。
 殺したいとは思ったことがない。

 以前、交際をしていた相手がいて俺はそいつが嫌いだったんだが、別れるなら殺してと言われたことがある。でも俺が思うのは、
「なぜ俺が殺してやらねばならん? 勝手にしろ」
 なんだよね。

 殺したいくらい誰かを憎める人は、生きて行けると思う。
 死にたいと思う人が危ない。
 俺も後者だったが、痛いのが嫌だったのと限度越える常識人過ぎたんだよね。
 社会では『自殺したくなる』周りの責任を問うべきであって、電車に飛び込む人を責めるべきじゃないという人がいるが、『迷惑をかけるやつは所詮迷惑をかけるやつ』なんだよ。
 なるべく迷惑をかけない死に方を選ぶやつもいる。

 話は変わるが、嫌=嫌いと繋がらない人はいる。
 通常は嫌なことをされていたら嫌いになるものなのだが。
 アセクシャルって性欲を向けられることには嫌悪する。
 だけれど、基本他人に興味がないのだとおもう。

 TL見てても思うけれど、「他人のことなんてでどうでもよくない?」なんだよね。
 クソくだらないと思う。
 そのニュースを受けて何を思い、何を自分の人生に生かすかが重要なのであって、個人の嫌悪なんてどうでもいい。他人が何か失態を犯すと鬼の首を取ったように騒ぎ立てるが、そういう奴らはちょっと脳みそが足りないんじゃないのか? とも思う。
 まあ、私生活が爛れているのだろう。
 幸せな奴は、他人のことをとやかく言わないものだ。

────閑話休題

 ところで鬱に関して思うこと。
 鬱の人が嫌がられるのは、こういうことだと思うの。
「何か自分に不都合があると鬱のせいにする」
 これ。

 例えば、その人が欝な事自体には周りは何も思っていない。
 でも、鬱になる前から性格に問題があると嫌味は言われるよね。
 鬱の中にもいろんな人がいるとは思うけれど嫌われるのは、
「人の話しに口をつっこみたがる自己中な人」
 黙っていればいいの。
 それで注意をすると、
「鬱だから」
と逃げる。

 悪いことは悪いことなんだよ。
 認められないなら、初めから口を出さなきゃいい。

 それと鬱になる人は真面目で頑張り過ぎるというが、自分がどの程度の実力なのか正しく理解していないとも思う。環境によって言いやすいからなんでも言われるという人は周りの問題だとは思うが。
 今まで出逢って来た鬱の人は「大した実力も能力もコミュニケーション能力もない」のに自分の実力が認められて当たり前だと思っている。

 言っておくが、社会において代わりなんていくらでもいる。
 自分が特別だなんて思うのは止めろと言いたい。
 天才は少なくも自分が天才などとは思っていない。
 これが当たり前だと思って生きてる。だから天才なんだよ。
 凡人が自分は優秀だなんて思うから、認められなくて鬱になる。

 鬱になる人の方向性は二種あると思う。
 純粋に環境の問題。これは一人で社会に出られる年齢ならば、その土地が自分に合っていない。
 職場と住むところを変えるべき。
 場所が変われば人も変わる。
 都会にしがみついて心が殺されるくらいなら、南に行け。
 温かいところは人も温厚。

 もう一つは、自分自身のことが分かっていない奴。
 自分は凡人だと思ってい生きろ。
 凡人には可能性がある。正しく自分自身を理解し、自己中に生きるのはやめるべき。
 誰も無名な他人なんかに興味はない。
 どうであっても自分を追い詰める必要はないのだ。
 何故なら、誰も注目してないから。

 のんびりと自分らしく生きろ。
 職場にしがみつくな。自分に合った環境を選ぶべき。
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み