第１０話：母の死、ネット開始といじめ事件
文字数 2,015文字
その他、火山灰等が６３６立法メートル、計２千万トンであった。噴火前後に、計１０１回の有感地震が発生した。そのうちの最大は３日の２２時３３分に発生したマグニチュード６.２の地震で、三宅高校では震度５を観測した。１０月１２日、ロッキード事件の丸紅ルート裁判の第一審判決公判で、田中角栄元首相に懲役４年、追徴金５億円の有罪判決が下された。
１９８４年１月９日、日経平均株価が終値ではじめて１万円を突破した。１９８４年２月に母の真辺紗代が、胸にしこりがあると言い出し湯河原厚生年金病院にかかると、乳がんと判明した。また、調べてみると、かなり進行が進んでいるので抗がん剤治療が必要だと言われた。２月１０日の受診日に入院となった。
その後、父の真辺紳吉が、先生に呼ばれ、手術は難しいと言われ、余命は長くても半年と宣告された。しかし、この話は、父の胸に収めて他言しなかった。そのため、暇ができると自ら列車で湯河原の病院に足繫く買い続けた。こうして、７月中旬、梅雨に入った頃、眠る様に亡くなった。母の死を知った真辺益一と真辺良江は、思いがけない早い母の死に呆然自失と言った感じで呆然と病室で立ち尽くした。
こうして葬儀を近親者のみで行い湯河原の墓地に葬った。１９８４年９月１８日火曜日、父、真辺紳吉が、真辺益一に昼間、時間が空いてるから株投資して地道に稼いだらと言うと益一が同意した。そこで、翌、１９日水曜日、Ｎ証券の熱海支店に父に連れて行ってもいらい真辺益一の担当者を決めてもらった。
そこで投資資金１００万円を入金した。その後、９月２１日の朝、真辺益一にＮ証券の担当者の助手の女性から電話が入り大林組の気配値が１９０円と安く買いと言われた。真辺益一が、それに同意して５千株成り行き買い注文を出すと９５万円で買え残金が５万円となった。１２月７日、高級ディスコ麻布十番マハラジャがオープンして社会現象と呼ばれるほどの人気を博した。
そして１９８０年代後半のバブル経済期に高級ディスコブームを巻き起こす元祖となる。１２月２０日、日本の平均寿命が男女とも世界一になった野もこの年だった。１９８４年が明けると、日本学術ネットワークＪＵＮＥＴの運用開始が開始され、日本のインターネットの礎となった。ＪＵＮＥＴとは、電話回線を用いて日本の学術組織を中心として構成された研究用コンピュータネットワーク。
１９８４年１０月に東京大学、東京工業大学、慶応義塾大学の３大学を結ぶネットワークとしてＪＵＮＥＴの実験が開始された。最終的には、約７００の機関を結ぶネットワークになった。当時、世界では米国国防総省のＡＲＰＡネットワーク、ＵＮＩＸを中心としたＵＳＥＮＥＴ、米国ＮＳＦのＣＳＮｅｔ、オーストラリアのＡＣＳＮＥＴTなど数多くの「アカデミックネットワーク」が実現されていた。
ＪＵＮＥＴは、その１つとして、世界中のアカデミックネットワークと国際接続を実現できた。これでコンピューターネットワークの技術と文化の発展に貢献するためネットが構築された。ＪＵＮＥＴでは”umeume”をトップレベルドメインとして用い、また割り当てを行った。１９８９年に"jp"へ移行し、１９９１年にＪＰＮＩＣの前身であるＪＮＩＣにドメイン名の割り当てを引き継いだ。
１９８８年には、全国各地の研究機関などが参加する日本の広域ネットワークとなっていた。やがて１９８５年となった。３月に真辺良江は、熱海高校を卒業し、地元でも有名な大野屋に料理見習と部屋係として就職した。そして、料理場が忙しくなると、配膳や料理の手伝いをすることになった。この頃は、羽振りも良く、毎日忙しく動き回っていた。
１９８５年４月１日、日本電信電話公社「電電公社」が、日本電信電話株式会社「ＮＴＴ」に日本専売公社が、日本たばこ「ＪＴ」に民営化された。８月１２日、日本航空１２３便墜落事故が発生し、歌手の坂本九らを含む乗客５２０人が死亡。日本の航空機事故では史上最悪の大惨事となった。９月２２日、Ｇ５が、プラザ合意声明を出しドル安へ。
その後、日本では、その後のバブル景気の原因のひとつになる。こうして１９８６年を迎えた。２月１日、中野富士見中学いじめ自殺事件が起き、男子生徒は、２年生に進級後に級友グループから使い走りをやらされた。生徒は祖母にこのことをもらした。それに対して祖母は使い走りをきっぱり断るように言ったという。やがていじめに遭うようになった。
それが徐々にエスカレートし、日常的に暴行を受けるまでになった。さらに、そのいじめグループらの主催によって学校でその男子生徒の「葬式ごっこ」が開かれた。その「葬式ごっこ」には担任教師ら４人が加担し、寄せ書きを添えていた。担任教師らは自分の身を守るために担任をしていた生徒らに対し自殺した生徒について口止めするように言っていた事も発覚した。
１９８４年１月９日、日経平均株価が終値ではじめて１万円を突破した。１９８４年２月に母の真辺紗代が、胸にしこりがあると言い出し湯河原厚生年金病院にかかると、乳がんと判明した。また、調べてみると、かなり進行が進んでいるので抗がん剤治療が必要だと言われた。２月１０日の受診日に入院となった。
その後、父の真辺紳吉が、先生に呼ばれ、手術は難しいと言われ、余命は長くても半年と宣告された。しかし、この話は、父の胸に収めて他言しなかった。そのため、暇ができると自ら列車で湯河原の病院に足繫く買い続けた。こうして、７月中旬、梅雨に入った頃、眠る様に亡くなった。母の死を知った真辺益一と真辺良江は、思いがけない早い母の死に呆然自失と言った感じで呆然と病室で立ち尽くした。
こうして葬儀を近親者のみで行い湯河原の墓地に葬った。１９８４年９月１８日火曜日、父、真辺紳吉が、真辺益一に昼間、時間が空いてるから株投資して地道に稼いだらと言うと益一が同意した。そこで、翌、１９日水曜日、Ｎ証券の熱海支店に父に連れて行ってもいらい真辺益一の担当者を決めてもらった。
そこで投資資金１００万円を入金した。その後、９月２１日の朝、真辺益一にＮ証券の担当者の助手の女性から電話が入り大林組の気配値が１９０円と安く買いと言われた。真辺益一が、それに同意して５千株成り行き買い注文を出すと９５万円で買え残金が５万円となった。１２月７日、高級ディスコ麻布十番マハラジャがオープンして社会現象と呼ばれるほどの人気を博した。
そして１９８０年代後半のバブル経済期に高級ディスコブームを巻き起こす元祖となる。１２月２０日、日本の平均寿命が男女とも世界一になった野もこの年だった。１９８４年が明けると、日本学術ネットワークＪＵＮＥＴの運用開始が開始され、日本のインターネットの礎となった。ＪＵＮＥＴとは、電話回線を用いて日本の学術組織を中心として構成された研究用コンピュータネットワーク。
１９８４年１０月に東京大学、東京工業大学、慶応義塾大学の３大学を結ぶネットワークとしてＪＵＮＥＴの実験が開始された。最終的には、約７００の機関を結ぶネットワークになった。当時、世界では米国国防総省のＡＲＰＡネットワーク、ＵＮＩＸを中心としたＵＳＥＮＥＴ、米国ＮＳＦのＣＳＮｅｔ、オーストラリアのＡＣＳＮＥＴTなど数多くの「アカデミックネットワーク」が実現されていた。
ＪＵＮＥＴは、その１つとして、世界中のアカデミックネットワークと国際接続を実現できた。これでコンピューターネットワークの技術と文化の発展に貢献するためネットが構築された。ＪＵＮＥＴでは”umeume”をトップレベルドメインとして用い、また割り当てを行った。１９８９年に"jp"へ移行し、１９９１年にＪＰＮＩＣの前身であるＪＮＩＣにドメイン名の割り当てを引き継いだ。
１９８８年には、全国各地の研究機関などが参加する日本の広域ネットワークとなっていた。やがて１９８５年となった。３月に真辺良江は、熱海高校を卒業し、地元でも有名な大野屋に料理見習と部屋係として就職した。そして、料理場が忙しくなると、配膳や料理の手伝いをすることになった。この頃は、羽振りも良く、毎日忙しく動き回っていた。
１９８５年４月１日、日本電信電話公社「電電公社」が、日本電信電話株式会社「ＮＴＴ」に日本専売公社が、日本たばこ「ＪＴ」に民営化された。８月１２日、日本航空１２３便墜落事故が発生し、歌手の坂本九らを含む乗客５２０人が死亡。日本の航空機事故では史上最悪の大惨事となった。９月２２日、Ｇ５が、プラザ合意声明を出しドル安へ。
その後、日本では、その後のバブル景気の原因のひとつになる。こうして１９８６年を迎えた。２月１日、中野富士見中学いじめ自殺事件が起き、男子生徒は、２年生に進級後に級友グループから使い走りをやらされた。生徒は祖母にこのことをもらした。それに対して祖母は使い走りをきっぱり断るように言ったという。やがていじめに遭うようになった。
それが徐々にエスカレートし、日常的に暴行を受けるまでになった。さらに、そのいじめグループらの主催によって学校でその男子生徒の「葬式ごっこ」が開かれた。その「葬式ごっこ」には担任教師ら４人が加担し、寄せ書きを添えていた。担任教師らは自分の身を守るために担任をしていた生徒らに対し自殺した生徒について口止めするように言っていた事も発覚した。
