生命の暗号

文字数 539文字

 微生物から人類に至るまで、生命の基本的な仕組みは一緒である。DNAの中にあるたった4種類の塩基の組み合わせによって、地球上に存在する膨大な数の生命が生み出されているのだ。その精緻な仕組みは11次元の数式で創られた宇宙同様、神のような者によって創られたものとしか言いようがない気がする。

 さて、4種類の塩基の組み合わせだが、それは言葉に例えられる。4種類の塩基はそれぞれの名前の頭文字を取ってアルファベットでAとTとGとCと約されて表示される。AとTが必ず対となり、もう一つGとCも対になってDNAが構成されている。

適当に並べてみれば・・・・・
A-T・G-C・C-G・T-A・A-T
C-G・G-C・T-A・C-G・・・・・
(実際はらせん構造になり、A-TやG-Cの両端には糖やリン酸といった物質が結合しています)

 こうやって並べてみると言葉というより暗号のようにも見えます。

 その暗号を解読すれば、つまりは自然界の生物の営みや、文明や文化、政治と経済等の人間の営みになると解釈できるかもしれない。それでいうと、残念ながら人間が戦争を引き起こすというのも暗号の中に含まれていることになるのではないか・・・・・

はたして、人間のDNAの暗号は神が刻んだものなのだろうか・・・・・・

 
 

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