一文小説集「納豆」等三篇

文字数 128文字

「納豆」

 夜中、家の前の道を、納豆をかき混ぜる音が近づいてきて、やがて遠ざかっていく。



「両親」

 恋人が私に、「両親に会ってほしい」と言って、ポケットから「父」「母」と刻まれた二枚の金属板を取り出した。



「客引き」

 葬儀場の客引きを軽くあしらって墓参りに行く。
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