一文小説集「傘」等三篇

文字数 129文字

「傘」

 玄関わきに月光除けの傘が立てかけられているアパートの一室から、ある夜、一人の女が出てくる。



「泥団子」

 墓地で一人、墓石を相手におままごとをしている少女が、墓石に泥団子を塗りたくっている。



「機械」

 死んで天国に行ったら、入口の番号札の機械が壊れていた。
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