一文小説集「音」等三篇

文字数 134文字

「音」

 一人暮らしの家で、真夜中、包丁をしまっている戸棚から、カタッ、と音がする。



「賽銭」

 神社の賽銭を盗んで買った宝くじで一等が当たり、恐ろしくなってくじを破り捨てる。



「罰金」

 お母さんのことを思い出して泣いてしまったので、お母さんの墓前に、罰金の百円を置きに行く。
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み