坊主めくり

文字数 133文字

法事に飽きて親戚の子とお寺を探検してたとき、古い木箱に入った百人一首を見つけて一緒に坊主めくりで遊んだ。
「また坊主かぁ」
「坊主嫌い?」
「嫌い」
「わかった」
その子は消えた。なんで見知らぬあの子を親戚だなんて思ったのか。
慌てて親の所へ戻ったら住職さんが亡くなったとこで。
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