第20話 Muumi meni metsään.

文字数 563文字

Muumi meni metsään.(ムーミ メニ メッァーン)ムーミンは森に行きました。
metsäが森の元の形ですが、metsäänとなることにより「森へ」という方向を表す意味になります。

Muumi on nyt metsässä.(ムーミ オン ニュット メッツァッサ)ムーミンは今森の中にいます。metsäが森の元の形ですが、metsässäとなることにより「森の中に」という場所を表す意味になります。

フィンランド語は、英語のように動詞だけが活用するのではなく、名詞も数・格で活用します。文法の性別はなく、英語のような冠詞もありません。名詞も動詞もWiktionary無料ネット辞書(日本語は見出し語が少ないので英語をおすすめします)を引いてみると、フィンランド語の単語には、それぞれ巨大な変化表があります。私はこの作品を書くためにWiktionaryのアプリを入れました。
これがフィンランド語を難しくしている一番の原因です。
フィンランド語を使う目的に応じて、これらを頭の中に入れる必要があります。つまり、暗記です。
この膨大な暗記に私も恐れをなして挫折し、今フィンランド語ってどんなだったかな? と最小限の文法を説明して思い出しているのです。

第3章では、『「言の葉」のフィンランド語』から何か面白いことを探してみます。

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