第21話 Suomen kielen historia

文字数 535文字

p.94 フィンランド語の歴史(『「言の葉」のフィンランド』より)
表5-1 フィンランド語の歴史
1. 初期フィンランド語期(~約1540年)
2. 古フィンランド語期(約1540年~約1820年)
3. 初期現代フィンランド語期(約1820年~1870年)
4. 現代フィンランド語期(約1870年~)

1. 初期フィンランド語期(~約1540年)
フィンランド語が印刷物として現れる前の時期。名前に反して、フィンランド語というまとまりがあったわけでも、共通語としてのフィンランド語は存在しなかった。つまり、後にフィンランド語を構成する諸方言が各地の民衆によって話されていた時代である。

2. 古フィンランド語期(約1540年~約1820年)
1540年代にフィンランド語の書き言葉が確立され、フィンランド語による出版物が出現した。その後、長い間フィンランド語の整備や改革に関する大きな動きは現れなかった。

3. 初期現代フィンランド語期(約1820年~1870年)
この時代には、それまで存在してきたフィンランド語に大幅な改変が加えられた。

4. 現代フィンランド語期(約1870年~)
この1970年頃を境として、現代フィンランド語期が始まり、現在に至っていると吉田欣吾教授は語っている。
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