自分の限界に気づく時

文字数 312文字

 一つの光は一つの闇から救いはするけれど、新たな闇を連れてくる。
 無理は続かない。
 分かっていながら限界を突破する。
 他人の中に救いなんてない。
 そんなこと知ってた。ずっとずっと前から。

 何もしたくないのに、いつまで経っても開放されない。
 うんざりしているくせに、自分に嘘をついて頑張る。バカみたいだよね、誰も責任なんて取ってくれないのに。
 自分のことで精一杯なのに。

 放っておいてほしいんだよ、ほんとは。
 1人でただ、静かに自分の世界に溺れていたい。
 安らぎも幸せもここにしかないのに。

 人間関係は疲れるから、最小限にとどめて置きたいのに。世界を広げようとしなくていい。
 ホントはただ、好きな人がそこにいるだけで良かった。
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