第２７話 高級ホテルでチョコレートの滝行
文字数 1,998文字
たまには、ちょっと高級で美味しいものの話を・・・。
今でこそ各国の高級黒船チョコレートが飛ぶように売れる時代。
しかし、ちょっと前は日本のチョコレートって大体同じ味でした。
もちろん値段によって違うけど、スーパーやコンビニで売ってる価格帯のもの、デパ地下で売ってるもの、大体同じ系統。
それでも、チョコレート好き女子というのはいて、友達がマンダリンオリエンタルホテルでチョコレート・ブッフェやっているから行きたいと。
チョコレート・ブッフェって、何?
ひたすらチョコレート食べるってこと??
香港ではあちこちのホテルが、とても美味しくてユニークなブッフェ企画をやってて。
そのホテルの個性が出てて、とても面白いのです。
日本もケーキバイキングはよくあるけど、チョコレートだけってあまりないですよね。
さて。マンダリンオリエンタルホテルは、高級ホテル。
ここ、トイレが広くて綺麗と有名で日本人女子の観光地化してるんですが、カナダ人に「何でこんなに日本人の女性ばっかりいるの？もしかして便器に何か秘密があるの?」と聞かれたけど、いや、便器は普通・・・。
日本人は別に便所ソムリエではない。
「チョコレート・ブッフェ予約しました」と言ったら、「ヨシ、来い」と連れて行かれたのが、ラウンジ通って、ちょっと上がったところ。
部屋いっぱいにいろんなチョコレートが並んでいてそれはそれは壮観。
最近、日本でも見るようになったけれど、チョコレート・ファウンテンがあって。チョコソースが滝のように・・・。
串にさしたフルーツや小さいケーキやマシュマロが並んでいて、これをチョコにくぐらせて食べろ、と。
「・・・えっ、すごい・・・」とビックリ。
「私は右から行くから、アンタは左から攻めて」
と友人、もういない。
で。私は、バイキング会場でのんびりしているタイプなんですよ。
大して食べれず時間も来て、これがバイキング猛者にはイライラするらしい。
「こう、もっとっ、機敏にッッ」
とコーチに声をかけられる。
一個一個もさすがのおいしさ。
「あ、うまいね」
「・・・・おい、もっとこう、湧き上がる感動、表現しろよっ」
蜷川劇団・・・???ど、どうしちゃったの。
なんかやっぱあれかねー、ギブミーチョコレートの時代から、チョコって日本人を狂わせる何かがあんのかなあ。
やってみろと言われて、チョコレートの滝でイチゴやマシュマロに流れ落ちてくるチョコを浴びさせながら、何度も練習させられる。
「・・・・キンキンに冷えてやがるぜーーーっみたいな・・・???」
「そうそう。全然冷えてはないけれど、そういう事」
何とか及第点を頂き。
しかし、まあ、チョコレートブッフェ、すごいんですよ。美味しいし楽しいし。
でも、お皿に持っていってラウンジの席で食べるわけで。
で、ここって、アフタヌーンティー客や、チョコレートブッフェの客が大挙しているわけじゃないから。
この湿気と暑さなのに非常に上質と思われるウールのスーツ着てたり、スタイリッシュなスーツ姿で、コーヒーやお茶の一杯で、静かに談笑してる紳士淑女が多い。
我々、チョコを貪り食って、更に滝で感動を表現していたら、非常に目立つわけです。
なんせ悪目立ちしますからね、スタッフさんもちょくちょく様子を見にきてくれ・・・。
あれうまいから食っとけ、とかアドバイスを頂く。
「うまかったか。満足したか」
「うまかったぁ。こんなにいっぱいチョコ食べたの初めて」
「私、チョコレートにはうるさいんだけど、本当美味しかった・・・」
「売店で売ってるから、土産に買っていけ。今後の為に聞きたいんだけど、他に何があるといいと思う?」
うーん、そうねぇ、チョコ美味しいんだけどね、日本のケーキブッフェもたまに行くんだけどね・・・。
甘いのばっかだとつらくなってくるのよ。
「寿司」
「焼きそば」
じゃあ普通のバイキング行けよ。というような事を答え・・・。
全く参考にならなくてすいません。
チョコって、活性酸素を除去するとか、体にいいらしいですよね。
でも、あまりいっぺんに食べると、さすがに胸焼けが・・・。
しかし、こんな時は、行きつけの涼茶 屋へ。
香港て、あちこちに健康ドリンク屋さんがあるんです。
元気が出るとか、肌にいいとか、眼精疲労とか、イライラしてる時にいいとか、漢方ベースなので、味はやっぱり独特。
じいちゃんが「また食い過ぎたのか。今度は何食ってきたんだ」と言うような事を言い酸梅湯を出してくれる。
「チョコレートは食べすぎると、体に熱と湿が溜まるんだ。全部飲め」
梅を燻製にしたやつと山楂 を煮詰めたもので、夏の定番健康茶らしい。
夏バテ、消化不良、食欲増進に効果あり。
これね、効くと思うのよ。
だって、これ飲むようになって、我々、食欲止まらないんだもの。
で、毎日、五食は食べて、暑い中二万歩歩ってんのよ・・・???
1日5回ガソリン入れて、ここでエンジンオイル入れてるわけで。
ごっつあんです。
今でこそ各国の高級黒船チョコレートが飛ぶように売れる時代。
しかし、ちょっと前は日本のチョコレートって大体同じ味でした。
もちろん値段によって違うけど、スーパーやコンビニで売ってる価格帯のもの、デパ地下で売ってるもの、大体同じ系統。
それでも、チョコレート好き女子というのはいて、友達がマンダリンオリエンタルホテルでチョコレート・ブッフェやっているから行きたいと。
チョコレート・ブッフェって、何?
ひたすらチョコレート食べるってこと??
香港ではあちこちのホテルが、とても美味しくてユニークなブッフェ企画をやってて。
そのホテルの個性が出てて、とても面白いのです。
日本もケーキバイキングはよくあるけど、チョコレートだけってあまりないですよね。
さて。マンダリンオリエンタルホテルは、高級ホテル。
ここ、トイレが広くて綺麗と有名で日本人女子の観光地化してるんですが、カナダ人に「何でこんなに日本人の女性ばっかりいるの？もしかして便器に何か秘密があるの?」と聞かれたけど、いや、便器は普通・・・。
日本人は別に便所ソムリエではない。
「チョコレート・ブッフェ予約しました」と言ったら、「ヨシ、来い」と連れて行かれたのが、ラウンジ通って、ちょっと上がったところ。
部屋いっぱいにいろんなチョコレートが並んでいてそれはそれは壮観。
最近、日本でも見るようになったけれど、チョコレート・ファウンテンがあって。チョコソースが滝のように・・・。
串にさしたフルーツや小さいケーキやマシュマロが並んでいて、これをチョコにくぐらせて食べろ、と。
「・・・えっ、すごい・・・」とビックリ。
「私は右から行くから、アンタは左から攻めて」
と友人、もういない。
で。私は、バイキング会場でのんびりしているタイプなんですよ。
大して食べれず時間も来て、これがバイキング猛者にはイライラするらしい。
「こう、もっとっ、機敏にッッ」
とコーチに声をかけられる。
一個一個もさすがのおいしさ。
「あ、うまいね」
「・・・・おい、もっとこう、湧き上がる感動、表現しろよっ」
蜷川劇団・・・???ど、どうしちゃったの。
なんかやっぱあれかねー、ギブミーチョコレートの時代から、チョコって日本人を狂わせる何かがあんのかなあ。
やってみろと言われて、チョコレートの滝でイチゴやマシュマロに流れ落ちてくるチョコを浴びさせながら、何度も練習させられる。
「・・・・キンキンに冷えてやがるぜーーーっみたいな・・・???」
「そうそう。全然冷えてはないけれど、そういう事」
何とか及第点を頂き。
しかし、まあ、チョコレートブッフェ、すごいんですよ。美味しいし楽しいし。
でも、お皿に持っていってラウンジの席で食べるわけで。
で、ここって、アフタヌーンティー客や、チョコレートブッフェの客が大挙しているわけじゃないから。
この湿気と暑さなのに非常に上質と思われるウールのスーツ着てたり、スタイリッシュなスーツ姿で、コーヒーやお茶の一杯で、静かに談笑してる紳士淑女が多い。
我々、チョコを貪り食って、更に滝で感動を表現していたら、非常に目立つわけです。
なんせ悪目立ちしますからね、スタッフさんもちょくちょく様子を見にきてくれ・・・。
あれうまいから食っとけ、とかアドバイスを頂く。
「うまかったか。満足したか」
「うまかったぁ。こんなにいっぱいチョコ食べたの初めて」
「私、チョコレートにはうるさいんだけど、本当美味しかった・・・」
「売店で売ってるから、土産に買っていけ。今後の為に聞きたいんだけど、他に何があるといいと思う?」
うーん、そうねぇ、チョコ美味しいんだけどね、日本のケーキブッフェもたまに行くんだけどね・・・。
甘いのばっかだとつらくなってくるのよ。
「寿司」
「焼きそば」
じゃあ普通のバイキング行けよ。というような事を答え・・・。
全く参考にならなくてすいません。
チョコって、活性酸素を除去するとか、体にいいらしいですよね。
でも、あまりいっぺんに食べると、さすがに胸焼けが・・・。
しかし、こんな時は、行きつけの
香港て、あちこちに健康ドリンク屋さんがあるんです。
元気が出るとか、肌にいいとか、眼精疲労とか、イライラしてる時にいいとか、漢方ベースなので、味はやっぱり独特。
じいちゃんが「また食い過ぎたのか。今度は何食ってきたんだ」と言うような事を言い酸梅湯を出してくれる。
「チョコレートは食べすぎると、体に熱と湿が溜まるんだ。全部飲め」
梅を燻製にしたやつと
夏バテ、消化不良、食欲増進に効果あり。
これね、効くと思うのよ。
だって、これ飲むようになって、我々、食欲止まらないんだもの。
で、毎日、五食は食べて、暑い中二万歩歩ってんのよ・・・???
1日5回ガソリン入れて、ここでエンジンオイル入れてるわけで。
ごっつあんです。
