気づき|見たくない背中

文字数 185文字

「別れる時にいつも君は振り返らないね」と僕は不満げに君の瞳の奥を探る。

「振り返った時に、貴方がいないのが怖いの…」

そのひとことで、ねじ伏せられる僕

「あなたの横顔を見ていたい」

君で満タンの僕は心配症でとても怖がり。

君と約束が出来ない僕は勇気を振り絞って伝える言葉を探す。

「大丈夫だよ。心配しなくても、なぜなら、いつも僕は可愛い君が見えなくなるまで立ち止まっているのだから」
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