大海を渡る|朝起きる

文字数 128文字

風がおはようと耳元でキスをする

輝光のエッセンスをコーヒーカップに注ぐ

じくじくと治らぬ傷口に

やさしく心地よくいたわりながら、ゆるゆると時間が流れる。

すべてに抗わずじっと身を潜め、

そっと、そっと、そっと、

忘れたいものを過去に誘う、無防備な君を放したくないと思う
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