大海を渡る|思いもよらなかった

文字数 192文字

心細そうに笑う仕草が可愛くて

思わず抱きしめた

そんな日を何気なく過ごしていたんだ

僕の見つめる先はもうなくて、どこに視線をおいていいかわからない

そんな君のため手紙を書いているよ

君がほしがっていたラブレター

君のために僕が初めてしているよ

僕が愛していれば、それで良かったわけではなくて

君の気持ちに耳を傾ける僕が必要だったこと

砂の城は崩れたけど、君が翼ひろげてやさしく微笑む姿だけが僕を包み込む
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