第百十一話『奈緒子と馬』
文字数 1,176文字
と、サラはゆっくりとカピバラに乗って戻ってきた。
2017/06/14 22:47
そして、カピちゃんという名前がついていた。
2017/06/14 22:48
と、奈緒子が笑った。そう、「騎乗 - ライディング」講習で、違う名前のシルバーと呼んで大変な目にあっていたサラだった。
2017/06/14 22:48
と僕が笑う。
2017/06/14 22:48
とサラはカピバラに笑いかけた。
カピバラは満更でもないような顔をしていた。気がする・・・。
カピバラは満更でもないような顔をしていた。気がする・・・。
2017/06/14 22:48
と、僕は奈緒子に聞いた。この草原フィールドには、騎乗できる動物が探せるように、いろいろな動物がいるようだ。
2017/06/14 22:49
と、奈緒子が言った。
基本的に馬が好きなようだ。
あの「騎乗 - ライディング」の最初から上手だった感じからすると、実世界でも多分乗ったことがあるし、愛着もあるのかなと思った。
基本的に馬が好きなようだ。
あの「騎乗 - ライディング」の最初から上手だった感じからすると、実世界でも多分乗ったことがあるし、愛着もあるのかなと思った。
2017/06/14 22:49
とサラが言う。サラは、カピバラから降りて、背中を撫でていた。かわいいのぉ、かわいいのぉ。と言っている。君はおじいさんか・・・。
2017/06/14 22:49
と微笑む奈緒子。
ありがとうサラちゃんと言いながら、たったったと馬の所に走っていった。
馬の横に並走するように、歩く。
そして、馬の首筋をポンポン、と叩く。
その手慣れた様子から、馬の場合は背中などを撫でるより、馬自身が届かない首のあたりを撫でるのがいいのかもしれない。と思った。今度聞いてみよう。
ありがとうサラちゃんと言いながら、たったったと馬の所に走っていった。
馬の横に並走するように、歩く。
そして、馬の首筋をポンポン、と叩く。
その手慣れた様子から、馬の場合は背中などを撫でるより、馬自身が届かない首のあたりを撫でるのがいいのかもしれない。と思った。今度聞いてみよう。
2017/06/14 22:49
と優しく首筋をポンポンと、叩きながら、馬に丁寧語でお願いする奈緒子。振る舞いも上品だな、と思った。
馬は奈緒子をじっとみている。
それは良いという意味なのかな、と僕が思った瞬間。
すっと、体を動かす奈緒子。
馬は奈緒子をじっとみている。
それは良いという意味なのかな、と僕が思った瞬間。
すっと、体を動かす奈緒子。
2017/06/14 22:50
と、言いながらすでに、馬に乗っていた。
馬の視線を『許可』と理解した奈緒子が素早い動きで騎乗していた。ありがとうございます!と乗りながら首をポンポンと撫でて、感謝を馬に伝えている。
馬の視線を『許可』と理解した奈緒子が素早い動きで騎乗していた。ありがとうございます!と乗りながら首をポンポンと撫でて、感謝を馬に伝えている。
2017/06/14 22:50
と僕が言う。
2017/06/14 22:50
と、馬で苦戦したサラは、ねー!カピちゃん!と、笑いながらカピバラを撫で続けてる。
2017/06/14 22:50
と、軽やかに乗馬しながら奈緒子は言った。
奈緒子も騎乗できる動物を見つけたのだった。
奈緒子も騎乗できる動物を見つけたのだった。
2017/06/14 22:51
僕はそう言って、動物を探した。
2017/06/14 22:51