7話・タイムトラベル

文字数 435文字

 〜タイムスリップ・1〜

 私はタイムスリップした。間違い無い。
何故か、さっきから同じ道を歩いている。
 唯、道に迷っただけなら良いのだが・・・。

 〜タイムスリップ・2〜

 私はタイムスリップした、間違い無い。
何故なら、さっきバナナの皮を踏んで転けて、頭を打ったからだ。
気が付くと1時間も経っている!
周りにいる救命士の方が、大丈夫ですかと聞いてくるが・・・。

 〜タイムスリップ・3〜

 今度こそ私は、タイムスリップした!
今度は間違い無い!何と!目の前には江戸時代の町並みが。
何だ?!これは。すると後ろから、

「おい!鯛島〜、木刀買って帰ろう」

の声。日光江戸村だった。

 〜タイムスリップ・4〜

ええい!もういい加減タイムスリップしたろ!
 私の目の前には再び、江戸時代の町並みが!
見ろ!侍が刀を持って構えているぞ。
斬り合いだ!すると、

 『か〜ット!誰だ!?見物客を退かせろ!』

と怒鳴られた。
 太秦撮影所だった。
 まったく〜!日本史の教員なんかに修学旅行の日程、決めさせるな!

 おしまい。
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