12.クリスマス会
文字数 2,505文字
楼ケ崎、なな、かほりの3人はゆかりを連れ、サーミャとクミコが言い争いをしているところに駆け付けました。
かほりはサーミャに目配せしました。
部屋Bへ向かおうとするクミコを、あなたたちは囲みました。
ゆかりはばつが悪そうにかほりの顔を見ます。
ゆかりはちょっとビクビクしている様子です。
クミコは大きな溜息を吐きました。
クミコはかほりの横を擦り抜け、食堂へ向かいました。
あなたたちは館のすべてのベッドランプの電源ケーブルを切断し、食堂に行くことにしました。
食堂に行くと、クミコはちゃんとそこにいました。
吉永先生の合図でクリスマス会が始まりました。
クラッカーを鳴らし、大きなケーキやビーフシチューが厨房から運ばれてきました。
大人たちは頑なに料理を食べようとしません。
それを見て、事情を知っているゆかりは苦笑いしていますが、他の子どもたちは首を傾げています。
こうして、あなたたちは楽しいクリスマスを過ごしました。