第47話 公認魔法師認定試験2

文字数 1,304文字

第47話 公認魔法師認定試験2

ジュベール『諸君ら…引退した魔法師をこの場に…呼んだのは他でも無い…』
ジュベール『今回受ける者達に、現実を分からせる為だ…』
ジュベール『…をだ』

試験官『これより、公認魔法師認定試験を始めます。』
アゼール『パメラさん、シェルピーさん…ごめんなさい私達もうすぐ出門するのを、忘れていましたわ…』
ユリウス『私達は、この試験と他3つの試験でこの学園を出る事になる』
ユリウス『短い間だったが、楽しかった。礼を言う…』

試験会場は、レイゲルの森という学園が所有するダンジョンで行われる
もちろんそこには魔の存在も多数おり
試験者は、そこで公認魔法師になる為に実戦という訓練を積む流れになる。

試験官『認定試験審査長ジュベール様より、試験内容が変更なされました。』

ユリウス『!』

試験官『元々の内容は、予め指定された。魔の存在を、ダンジョン内で討伐し実力を、示す内容でした。』
試験官『変更内容は…魔法師達と直接戦い実力を示す事…』
試験官『これより夕暮れ時まで、試験者様には生き延びていただきます。それが合格の最低条件…協力し合うのも一つの手です。』
試験官『事前にジュベール様より、お伝えする事は以上になります。』
試験官『それでは…公認魔法師認定試験開始』

ユリウス『今年の試験は、一筋縄では突破出来そうに無いな…』
アゼール『はい、そのようですわ…』
ランザリオ『最難関試験の一つ…確かに常識…』

ジュベール『特別入門者には、攻撃を控えろ…ヴァラメンスの第三王女様に、あのライル会長の、親戚の方がいらっしゃる』
ジュベール『カーラとサラベルには、特別入門者への簡単な妨害を行ってもらう…』
ジュベール『何処まで動けるかを審査する…』
カーラ『はい分かっております。』
サラベル『ジュベールさんは、どうなさるおつもりで?』
ジュベール『私は他の5人を主に相手する』

ユリウス『パメラさんとシェルピーさんは、私の後ろに…』
ユリウス『明らかに、他の魔力が感じられる果たして…誘導か出来ないのかだが…』
アゼール『遠くの方に、他の者とは違う魔力を感じますがあれが審査長なのですか?』
ユリウス『いや…違うなあの者は…』

?『おい!有象無象が束になっても勝ち目は無いぞ実戦は…』
?『俺達は、戦場を分かっているそれだけで差が生じる』
?『おいリガロン!他の魔法師達が、攻撃を始めようとしている。俺達も合わせるか?』
リガロン『ほっとけ…合わせるのは俺のやり方じゃねえ』
リガロン『しかも他の、有象無象じゃああいつら天才には、勝てないだから群れんだろ』

リガロン『魔王の生態知ってるか?ルイシス』
ルイシス『…』
リガロン『奴等は、絶対群れない…魔の存在達を束ねる存在がだ…』
リガロン『それは何故か?強いからだ』

ルイシス『近頃では、新たな魔王と魔王に匹敵する魔龍が姿を現したと聞くそれだけでは無い。例のギルド連中「三ツ眼の蛇」と冒険者の大量殺害それに…他の魔の存在が力を付けてきているのも事実』
リガロン『魔龍は魔王だぞ…それも太古から存在している』
リガロン『と…話している内にジュベールの奴が近づいて来たな…ここは奴に向かわせて他の天才達を迎え撃つかね』
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