第45話 冒険までの準備

文字数 1,656文字

第45話 冒険までの準備

パメラ『カルドラさん、本日はありがとうございました。』
カルドラ『またいつでも来なさい。魔導学園は出門者でも、いつでも入園できるのでな』
私の持つ属性…それは、一体何なのだろうか?
今まで見た事の無い属性…
人を助ける…救い出す術に特化した魔力属性…
それを聞き出すために私は、あと4日間の休暇の後に行われる。
認定試験と出門試験に、出る必要があった。
それぞれ1日置きに行われる。
そこには、学園長と主導国ソルティシアから魔導協会認定官も数名来席するらしい
認定官とは、公認魔法師を認定する際に専門で訪れる関係者の事を指す
魔導協会には上から
魔導協会会長
魔導協会副会長
魔導協会幹部官『学園長も関係者』
魔導協会認定官『試験官と同じ位』
魔導協会採用官『試験官と同じ位』
魔導協会登録官『教師と同じ位』
魔導協会記録官『教師と同じ位』
七つに構成されており一級魔導学園で、行われる重要試験である。
「採用試験」・「認定試験」のみ来席する事が決まっている
採用官は重要試験の「採用試験」のみ、来席する
魔導協会の採用官以上の者は、全て一級魔導学園を出門している者であり、採用官は元魔導将軍であり、日々新たな人材を得る為に活動しているのだ。

私達は、教わった魔法術をニイさんに見てもらいつつ練習し続けた。
ニイ『光属性の魔力耐性のコツは、明るい光に照らされているイメージを持つ事です。』

ニイ『そうですね…もう少し無駄を無くしましょう』
パメラ『はい!』

レクサム『おっ!頑張ってんじゃん!』
ゼイル『魔法が苦手な俺には、難しいなおい…』
オウガン『私達も負けてはいられませんね!』
シード『あっ俺は、基本なら出来ているぞ』
シード『応用術はなんたって…才が無いなら一生掛けても習得仕切れないからな…』

そして…4日間の練習を終えた。

ニイ『シェルピーさんは、魔力操作・魔力感知は出来ていましたので』
ニイ『魔力耐性と応用術を、伝授いたしました。付与魔法も、習得なされたので後は加護魔法ですね』
ニイ『森緑(しんりょく)大陸を出るまでには、覚えていきましょう!』
シェルピー『はい!頑張ります!』
ニイ『パメラさんは、回復術に慣れてきましたね。これなら本番である人を治す事も、可能になるでしょう!』
ニイ『魔力耐性ですが…申し訳ありません私には、感じた事の無い属性ですので今はまだ…』
パメラ『はい!精霊王さんにお聞きします。』
レクサム『!』
レクサム『パメラどこで聞いた?』
パメラ『カルドラさんです…』
レクサム『なるほど…冒険者だったか…』

ニイ『では本日は、明日に備えて練習を終わりにします。明日頑張って下さいね』
レクサム『よっぽどヘマしない限りは、落とされねぇだろ』
パメラ『はいっ頑張って来ます』
シェルピー『頑張ります。』

シード『俺たちも、特訓してきたぞ』
シード『ゼイルとオウガンのな…』
レクサム『でっどうだった?』
シード『やっぱり魔法のセンスがねぇ』
シード『ゼイルは剣技、オウガンは結界術しかだめだ』
レクサム『まあだろうな…』

レクサム『なあ姉貴…』

ニイ『はいなんでしょうか?』

レクサム『パメラの属性は、多分精霊王でも分からないと思うんだ。俺は…』
レクサム『姉貴にも言って無かったが…俺の持つ属性は、特徴こそ戦ってて分かったが呼び名までは知らないその正体も知らない』
レクサム『だから感覚のみで、耐性を付けてなんと無くでやっていってる』
レクサム『あいつに、そんな感覚がもしあるのならそれでこの先やっていくしか無いと思ってんだ。』
レクサム『あいつの「探求」が、この先俺たちにどんな出会いを齎すか分からない。』

レクサム『だけど、噂で聞いた治る事の無い不治の病を、治す薬があいつのポケットから出てきた話を聞いて…』
レクサム『俺は、確信と共に旅をして来てホッとしたんだ…』
レクサム『あいつと初めて会った時と同じあの感じを…』
レクサム『その確信…』

レクサム『やっと俺たちの…』

ニイ『…』
ゼイル『ふぁあ…ん?』
シード『…』
オウガン『…』

レクサム『冒険が始まったんだなって…』
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