王と公僕

文字数 376文字

王として自信が付いてきた俺は
久しぶりに弟の透に電話した。

「久しぶりだなぁ、我が弟よ」

「兄貴!久しぶりだな、その…前は悪かったな兄貴に焦らせるような事言ってしまって」

「あぁ、あれか、気にするな我が弟よ」


「ん?うん…。そうだな、兄貴のペースがあるもんな、俺達も色々バックアップするからさ、困ったことあったら相談してくれよ?」


「心遣いに感謝するぞぉ、我が弟よ」


「なんか…感じ変わったw?あ、今日、日曜だし、どう?久しぶりに家に来ない?元気な顔見せてくれよ」


そうかそうか、王を招きたいか、この公僕め
何が俺達もバックアップするだ。
今や俺は全てを掌握した王!貴様らの力など借りぬわ!!!
ネット内だけだけどな


「ちなみに、寿司か…?」

「お?寿司食べたいのか?分かったよ、じゃあまた夜に」


久しぶりの寿司だ。おそらくビールもあるだろう。
今日は呑んで食べて豪遊するとするか。
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