79、ジュネーブでの投獄と裁判(1)

文字数 2,056文字

 ミゲル・セルベートはヴィエンヌで脱獄して本人不在のまま裁判は行われたが、4か月後にジュネーブで捕らえられ投獄されてしまう。

 Cuáles pudieran ser las intenciones de Servet cuando acude a Ginebra no se conocen bien. ¿Enfrentarse cara a cara con Calvino?, ¿ir a Nápoles a ejercer la medicina entre españoles?, ¿ambas cosas?Desde luego no como interpretan los calvinistas (con la interpretación propia de todos los tiranos), de que fuese a preparar un atentado contra Calvino. Alfonso Lincurio Tarraconensis (Celso Secundo Curione) dejó escrito que adonde se dirigía era realmente a Padua y Venecia, en donde se compartían científicas y reformadoras.

 どのような考えでセルベートがジュネーブに行ったのか、詳しい理由は知られていない。カルヴァンと面と向かって対決するつもりだったのか?、ナポリへ行ってそこに住むスペイン人の間で医者として働くつもりだったのか?、それともその両方か?このことについてカルヴァン派の人間は何も説明しない(自身が行った残虐行為についても)だけでなく、カルヴァンに反対するような意見に対しては入念に準備をして答えている。アルフォンソ・リンクリオ・タラコネンシス(セルソ・セクンド・クリオネ)はセルベートは本当はパドゥアとヴェネツィアに行き、そこの科学者や宗教改革者と自分の考えを分かち合いたいと考えていたと書き残している。

 Servet confiaba en que, en cualquier caso, no sería justiciable en Ginebra por no haber publicado ni dogmatizado en esa ciudad. Quizá por este motivo acude a la catedral de San Pedro tranquilidad. ¿O fue para provocar a Calvino?En cualquier caso fue descubierto e identificado por unos frailes lioneses que lo comunican a Calvino. Ese mismo día, a pesar de ser domingo, es denunciado por Nicolás de la Fontaine, secretario, de Calvino, y el mismo día es detenido en el Alberge de la Rosa de la llamada "ciudad del refugio", denominación irónica para Servet y para otros, desde allí se le condujo al obispado.

 セルベートはこの時まで自分はジュネーブで本を出版したり教義を話したりはしていないのだから、裁判にかけられることはないと信じていた。おそらくそう思って落ち着いてサン・ペドロ大聖堂へと行った。そこでカルヴァンを挑発したのだろうか?おそらくそこにリヨン出身の修道士がいて身元を知られてしまい、カルヴァンに通報されたのだろう。その日は日曜日であったにも関わらず、すぐにカルヴァンの秘書のニコラス・デ・ラ・フォンタイネに知らせは届き、彼は同じ日にロサという名前で『市の隠れ家』と呼ばれていた宿屋に戻ったところを逮捕された。セルベートにとっても他の者にとっても皮肉な名前であるとその時の司教が言ったと伝えられている。

 ミゲル・セルベートがなぜジュネーブを訪れたか、そしてその後どこへ行こうとしたかははっきりはわかってない。イタリアのパドゥアなどは医学や自然科学でも有名な大学があるので、そのような場所に行ってそこの医者や学者と考えを分かち合いたいと夢見たかもしれないが、それは永遠に叶うことはなかった。そしてジュネーブでは教会に行った時に身元を知られて通報され逮捕されてしまう。その時まで彼はカルヴァンがジュネーブでそこまで厳しい神権政治を行っていたこと、そして自分が命をねらわれていたことは想像してなかったのであろう。
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